ゾウのうんちを使った環境に優しい稲刈り体験
2024年9月7日と8日の二日間、千葉県の高滝湖グランピングリゾートにて、特別な稲刈り体験イベントが開催されます。このイベントは、株式会社HAMIRUの運営する施設で、昨年5月に実施した田植え体験イベントに引き続き、今年も行われるものです。しかし、今年は特別な試みとして、市原ぞうの国で暮らすぞうさんのうんちを堆肥に使用した田んぼで、初めての稲刈り体験が行われることになりました。
循環型社会づくりへの貢献
高滝湖周辺は自然資源を巧みに活用した循環型社会が形成されています。地元企業が手を取り合い、高滝エリアの活性化を目指しています。このイベントは、「高滝をもっと元気にしたい」というHAMIRUの想いに共感した企業の連携によって実現しました。
イベントの詳細
この稲刈り体験は、次のような内容で行われます。
- - 日程: 2024年9月7日(土)、8日(日)
- - 時間: 11:00~13:00(小雨決行、荒天時は中止)
- - 内容: 稲刈り体験と、ぞうの米を使ったランチが振る舞われます。
- - 場所: 高滝湖グランピングリゾート近くの専用田んぼで稲刈りを行い、ぞうの米ランチは星野農園にて提供されます。
予約受付は2024年8月1日から始まりますので、興味のある方は事前に予約してください。予約は「じゃらん遊び体験」を通じて行えます。
予約はこちらから
ゾウのうんちの堆肥の特性
冒頭でも触れたように、高滝湖グランピングリゾートの稲刈り体験では、市原ぞうの国のゾウのうんちを堆肥に利用しています。この堆肥は土壌改良に効果があり、有機物資源として地域に貢献しています。星野農園によると、彼らはこの堆肥を使って美味しい米作りを実施し、その米を商品化して販売しています。
前回の田植え体験
5月11日と12日には田植え体験イベントが実施され、77名の参加者が集まりました。地域の美しさを感じながら、稲作の楽しさや循環型社会の重要性について学ぶ貴重な機会となったようです。また、稲の成長も順調で、穂が出始めています。参加者はその成長を見守りながら、稲刈りを心待ちにしていることでしょう。
市原ぞうの国の魅力
イベントが行われる市原ぞうの国は、千葉県市原市に位置し、「人と動物の共生」をテーマにした体験型の動物園です。広大なエリアには、10頭のゾウを筆頭に約70種類の動物が自由に暮らしています。訪れると動物たちとの距離がとても近く、体験型イベントやフードコート、ショップも充実しています。
星野農園高滝湖の活動
星野農園高滝湖は、地域の農業と観光の振興に取り組んでいます。とりわけ、生産した米を使用した料理や収穫体験など、様々な活動を通して地域活性化を目指しています。
まとめ
「ゾウのうんちを利用した稲刈り体験イベント」は、単なる収穫体験でなく、地域の環境意識を高め、循環型社会の大切さを再認識させる素晴らしい機会です。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?