COP29に向けた主要国際交渉に関する勉強会が開催されます

2024年に開催されるCOP29や生物多様性条約COP16、プラスチック条約についての重要な勉強会が、2024年10月29日に東京で行われます。このイベントは、特にメディア関係者や一般参加者を対象としています。

勉強会の概要

近年、気候変動や生物多様性、プラスチック問題は国際的な議題として重要視されるようになりました。これらの領域における国際交渉は緊迫しており、特にCOP29は2024年11月11日から22日にアゼルバイジャンのバクーで開催されます。

今回の勉強会は、このような重要な時期を迎える中、各分野の専門家から直接情報を得る貴重な機会です。環境省から登壇するのは、気候変動の専門家である小沼氏、生物多様性主流化室の浜島氏、そしてプラスチック資源循環の専門家である井上氏です。

登壇者について

- 小沼信之氏 (気候変動国際交渉室長)

彼は2002年に環境省に入省し、その後気候変動対策や水質、大気環境の保全に関与してきました。特に福島第一原発事故後の復興に向けた取り組みの経験が豊富です。

- 浜島直子氏 (広報室長)

2003年に環境省に入省し、炭素税の設計や公害健康被害者の補償に取り組んできました。生物多様性に関する国家的な交渉にも関与しており、知識が豊富です。

- 井上雄祐氏 (容器包装・プラスチック資源循環室長)

環境省において多岐に渡る業務をこなしており、特に資源循環に関する政策立案が期待されています。

勉強会の詳細

- 日時: 2024年10月29日(火) 17:00-18:30
- 場所: ハイブリッド開催（AP虎ノ門、東京都港区）
- 定員: 対面50名、オンライン300名

申込みは無料で、PeatixやGoogleフォームから可能です。参加者は、気候変動、生物多様性、プラスチックについての基礎知識を深めつつ、交渉の裏側も学べる貴重な機会です。

終了後の交流会

勉強会の後には、参加者同士や登壇者との意見交換ができる時間も設けられる予定です。ここでは、国際交渉の裏に隠された駆け引きや、各国の立場についての知識を深めることができるでしょう。

この勉強会は、環境問題に関心を持つメディア関係者や一般の参加者にとって非常に有意義なものであり、気候変動に関する理解を深めるための重要なステップとなるでしょう。参加をご希望の方は、早めのお申し込みをお勧めいたします。