国立国際美術館の「ファミリー☆デー」開催
2024年12月7日(土)、国立国際美術館にて「こどもまんなか NMAO ファミリー☆デー!」が開催されます。この特別なイベントは、赤ちゃんや小さなお子さんを連れているご家族が、気軽に美術館を楽しめる日になっています。美術館の雰囲気を心配することなく、リラックスして芸術に触れていただける機会です。
イベントの概要と魅力
「ファミリー☆デー」は、家族そろっての文化体験を促進するために企画されたイベントです。赤ちゃんが泣いてしまっても全く問題ありません。また、ベビーカーの使用も許可されていますので、安全に展示を楽しむことができます。さらに、授乳室やキッズルームも完備されており、小さなお子さまと一緒でも安心です。
この日は、一般の来場者もお待ちしておりますので、親子同伴の方だけではなく、さまざまな人々が集まるイベントとなります。お子さん連れのご家族が、通常以上にリラックスした状態で鑑賞できるよう心掛けています。
特別展と常設展
この日の特別展「線表現の可能性」では、版画や素描を中心に、約150点の作品を展示します。テーマは「古くて新しい『線』」です。観賞者は、視覚的にも楽しめる内容になっています。また、B2階展示室では「コレクション1 彼女の肖像」が無料で観覧でき、特に女性に焦点を当てた作品群が展示されています。
鑑賞サポートツール
小学生から高校生を対象にしたアクティビティ・ブックや、未就学児向けの「びじゅつかんまるごと発見シート」など、子どもたちが楽しみながら美術館を探索できるサポートツールも用意されています。アクティビティ・ブックには、作品をじっくりと考察できるゲームや課題が30種類含まれており、子どもたちが自分の興味に合わせて選ぶことができます。
また、「びじゅつかんまるごと発見シート」は、美術館内外の隠れた魅力を発見するためのワクワクするツールです。双六感覚で進むうちに、美術館の多くの秘密に触れられることができます。
注意事項
お子さんをお連れの場合、未就学のお子さまとは手をつないで作品に触れないよう十分な注意が必要です。ベビーカーの貸出も行っていますが、数には限りがありますのでご了承ください。館内のエレベーターは1基のみで、待ち時間が発生することもありますので、余裕をもってお越しください。
最後に
国立国際美術館では、Adobe Foundationの支援のもと、「Connecting Children with Museums」というプロジェクトを運営しており、子どもたちが芸術を身近に感じる機会を増やすことを目指しています。家族みんなで素敵な思い出を作りに、ぜひ「ファミリー☆デー」に参加してみてはいかがでしょうか。