フュージョン発電所の作り方:未来をデザインする3日間
慶應義塾大学KMD研究所フュージョンインダストリー研究センターが主催する「フュージョン発電所のつくりかた:未来をデザインする3日間」が、2026年1月30日から2月1日にかけて開催されます。このイベントは、核融合エネルギーの社会的実装を多面的に学ぶことを目的としています。特に、若手社会人や大学生を対象とした内容で、参加者が未来のエネルギー社会を深く考える機会を提供します。
プログラムの概要
この集中的なプログラムは、核融合エネルギーに興味を持つ若手の学びと交流を促進する内容が盛り込まれています。具体的には、以下の3つのポイントに焦点を当てています。
1.
フュージョンを理解する - 核融合の全体像を体系的に把握します。
2.
フュージョンを体験する - 研究と産業の現場を実際に見学します。
3.
フュージョンを創造する - Fusion Hackathonでアイデアを形にします。
このように幅広い視点から核融合エネルギーについて学ぶことができるため、参加者は理論だけでなく、実践的な知識も深めることができます。複数の専門家による講義や、業界団体および企業との交流を通じて、核融合を「自分ごと」として考える力を育てる三日間になるでしょう。
イベントの詳細
日程:
2026年1月30日(金)から2月1日(日)まで。
会場:
慶應義塾大学日吉キャンパスおよび参加企業の協力。
主催と共催:
- - 主催:慶應義塾大学KMD研究所フュージョンインダストリー研究センター
- - 共催:一般社団法人フュージョンエネルギー産業協議会(J-Fusion)
本プログラムでは、核融合エネルギーがどのように次世代のエネルギー社会を実現するのか、その社会的な影響と機会を探求します。
プログラムの流れ
1日目:理解する
核融合の概念を体系的に学ぶために、専門家を招いた集中講義が行われます。具体的には、以下のテーマでの講義が予定されています。
- - 核融合炉の工学的挑戦
- - フュージョン産業の現状
- - 核融合と社会的受容
2日目:体験する
午前中は、J-Fusionに参画する企業の取り組みを共有し、ネットワーキングランチも行われます。午後は、企業訪問が予定されており、実際の産業現場を体感します。
3日目:創造する
パネルディスカッションが行われ、若手スタートアップ企業が未来の展望や事業化の課題について意見交換します。さらに、Fusion Hackathonではチームによるアイデア創出が行われ、優れたアイデアは審査の上、特典が授与されます。
参加者への期待
J-Fusionからの声として、フュージョンエネルギーは新たな成長産業として、現実のものとなりつつあるといいます。今回のプログラムが、次世代リーダーの育成や、産業界と学術界の交流を促進する機会になることを期待しています。
このプログラムに参加することで、核融合エネルギーの可能性を一緒に探求し、新たな未来を描く一助となることができれば幸いです。参加申し込みや詳細については、
こちらのページをご覧ください。
お問い合わせ先
慶応義塾大学フュージョンインダストリー研究センター
233-0061 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 慶應義塾大学協生館6階
電話:045-564-2491
メール:
[email protected]