ゼンリンと長崎ランタンフェスティバルの新たな取り組み
株式会社ゼンリンが、長崎ランタンフェスティバル実行委員会との連携を発表しました。これは、2026年に開催予定の「長崎ランタンフェスティバル」の観光体験を向上させ、かつ持続可能なイベント運営を目指すというものです。
背景と目的
長崎ランタンフェスティバルは、中国の春節祭を起源とし、1994年から毎年開催されています。このイベントでは、ランタンを使って市内を華やかに彩り、多くの観光客を呼び込んでいます。ゼンリンは、観光サービス「STLOCAL」を通じて、来場者がこのイベントをさらに楽しめるように、様々なコンテンツや施策を提供することになります。
連携の内容
1. 手持ちランタンの販売
ゼンリンは、ランタンフェスティバルの楽しみの一つである「ランタンを持って町を巡る」という体験を促進するため、赤色、桃色、黄色の3種類の手持ちランタンを販売します。販売価格は、アプリでの予約が1,400円(税込)、イベント期間中のブース販売が1,600円(税込)となっています。予約をしたランタンは、指定場所での引き換えになります。
2. デジタルスタンプラリーの実施
ランタンフェスティバル開催中には、長崎市の10エリアを巡るデジタルスタンプラリーが行われます。参加者は5か所以上を巡ることでミニランタンのストラップ、さらに7か所以上巡ると長崎県の特産品が抽選で手に入ります。これにより、観光客は市内の魅力を再発見し、イベント周辺の混雑を緩和することが期待されています。
3. 「ながさき夜景ランタン」イベント
特に注目したいのが、2026年2月7日に予定されている「ながさき夜景ランタン」イベントです。このイベントは、観客が自分の願いを込めたランタンを夜空に放つもので、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。チケットの販売は、2026年1月9日から始まります。
情報提供と観光支援
さらに、ゼンリンはフェスティバル期間中、リアルタイムでの情報提供を行う地図機能を用意し、参照中のスポットやイベント情報を表示します。これにより、来場者はより一層イベントを楽しむことができるでしょう。
ゼンリンの観光サービス「STLOCAL」について
ゼンリンは、地域情報を基に観光支援を行う「STLOCAL」を提供しています。このサービスでは、地域の見どころやアクティビティを効率的に探し出し、旅行者が思い出に残る体験を得られるようにサポートしています。各地の観光施設や絶景スポット、飲食店とのクーポン提供なども行っています。
まとめ
ゼンリンと長崎ランタンフェスティバル実行委員会の新たな連携は、参加者にとって魅力的な体験を提供するものであり、地域の活性化にも寄与することでしょう。2026年のフェスティバルに向けた取り組みに期待が高まります。