株式会社ミニミニが「バクラク」を導入し、業務効率化を実現
全国に461店舗を展開する大手不動産仲介会社、株式会社ミニミニが最新のAIクラウドサービス「バクラク」を導入しました。この変更により、約1,000件にも上る書類の受領及び管理業務の効率化が期待されており、手作業による書類の紐づけがほぼゼロになる見通しです。
「バクラク」の特徴
「バクラク」シリーズは、業務の効率化を目指し、稟議、経費精算、請求書の受取、請求書の発行、勤怠管理といった様々な業務をサポートします。最先端のAI技術を活用することで、手入力や紙の管理から解放し、従業員がよりコアな業務に集中できる新しい働き方を提供してくれます。
この度の導入では、ミニミニの本社及び全国各地のグループ会社・211の直営店舗で「バクラク電子帳簿保存」が活用されます。従来は紙と電子が混在しており、書類の受領と管理が煩雑であった問題が、大幅に改善される見込みです。
導入の背景と期待効果
導入の目的は大きく二つに分かれます。第一に、各拠点からの書類収集プロセスの最適化です。これまで、手間のかかる紙・電子混在の管理が課題でしたが、「バクラク電子帳簿保存」を導入することで、書類を各拠点から直接システムにアップロードできるようになります。AI-OCRにより、書類の情報は自動入力されるため、手入力の必要がなくなります。これにより、本社は各拠点からの書類収集状況をリアルタイムで把握し、全社的な管理体制を強化することが可能となります。
第二に、書類検索性の向上が挙げられます。以前は各拠点に分散されていた書類を取り出すのに時間がかかっていましたが、「バクラク」により書類がデータベース化され、条件やキーワードで迅速に検索できるようになるため、業務の効率化が実現します。
さらに、従来必要だった伝票番号の手作業登録も不要になり、ペーパーレス化によるコスト削減効果も期待されています。
コメントと今後の展望
ミニミニの経理部長、橋本賢一氏は「以前の会計ソフトでは操作性が悪く、作業時間がかかっていましたが、バクラク導入によって書類収集がスムーズになり、業務効率化を達成しました」とコメントしています。
「バクラク」では、今後も「働くをラクに。ラクをもっと創造的に。」というビジョンを掲げており、圧倒的に使いやすいプロダクトの提供を目指しています。テクノロジーを活用して、効率的で現代的な企業運営をサポートする姿勢は、多くの企業にとっての模範となるでしょう。
まとめ
AIクラウドサービス「バクラク」の導入は、ミニミニの業務におけるデジタルトランスフォーメーションを加速させ、全体的な業務効率の向上とコスト削減に寄与することが期待されます。今後の動きから目が離せません。