ワイン棚卸の新時代が到来
2025年4月9日、業務用ワイン管理アプリ「winecode」が画期的な新機能を発表しました。この新機能では、RFID(無線周波数識別)技術が導入され、従来の手作業に頼らず短時間での棚卸が可能になりました。これにより、わずか60秒未満で最大200本のワインの棚卸ができるようになります。
winecodeのコンセプト
「winecode」は、飲食業界におけるワインの管理を効率化することを目指しています。多拠点で多様なワインを扱うレストランやホテル、インポーター、ワインショップなどに幅広く採用されています。これまでの機能では、在庫数を人間が手動で数えて記入する必要がありましたが、最近の進化によって、RFIDによる自動読み取りが実現。アプリを使うことで、より迅速に在庫状況を把握できるようになりました。
RFID技術の活用
RFIDを使うことで、在庫データを非接触で読み取ることが可能になります。winecodeでは、RFIDラベルをボトルに貼付し、専用リーダーで瞬時に情報を取得します。この技術は、アパレル店舗でのセルフレジや交通系ICカード、さらにはスマートキーでも利用されており、効率性が高く広範囲に応用されています。
この新機能に関しては、実際の動作を動画で確認できます。ぜひご覧ください。
動画リンク
導入例:ル ベナトン
「winecode」とRFID棚卸をご導入いただいているのは、兵庫県西宮市のフレンチレストラン「ル ベナトン」です。この店舗では、200本近くのワインを取り扱っており、winecodeの導入によって在庫管理のオペレーションコストを大幅に削減しました。今後、このシステムを多くの飲食店に広げることを期待されています。
オーナーシェフの高谷 慶様は、「RFIDを活用したワイン棚卸の仕組みを見たとき、これからの飲食業界のスタンダードになると確信しました。現場重視で開発されたwinecodeは、確実に働き方を変えてくれます」と述べています。
さらなる発展に向けて
現在、この新機能の導入に興味がある方々のために、視察プランも用意されています。ル ベナトンでは、6月から当面の間視察を受け入れる予定です。ワイン管理の効率化を目指す飲食業界の方々にとって、非常に貴重な機会となるでしょう。詳しい情報やお申し込みは、ル ベナトンの公式ウェブサイトからご確認ください。
ル ベナトン公式サイト
winecodeの特長
本アプリは、飲食店や小売店、輸入業者が容易にワインを管理するために設計されています。これまで在庫管理はExcelなどの表計算ソフトに頼っていましたが、winecodeの導入によって、スマートフォンとPC両方で効率的に管理が可能となります。
アプリのダウンロード
会社概要
一般社団法人リレーションデザイン研究所は、兵庫県西宮市に本社を構え、アプリ開発やWeb制作などを手掛ける企業です。今後も、最新の技術を活用したサービスを通じて、業務改善をサポートしていくことを目指しています。