東北復興を目指す第1回共創イベント開催!
宮古市での歴史的商家「東屋」の拠点再生をテーマにした第1回共創イベントが、2017年7月15日から16日の日程で開催されます。このイベントは、地方の商家が持っていた文化・経済活動の機能を現代に再生させる試みとして注目されています。
イベントの背景と目的
本イベントは、岩手県宮古市のシネマ・デ・アエル実行委員会が応募したもので、平成29年度復興庁の「新しい東北」プロジェクトの一環として選ばれました。歴史的な商家が地域の商業だけでなく、文化活動や福祉機能を担っていた点に着目し、「東屋」を中心に、これらの多様な機能を現代版として復活させる活動を創出していくことが目指されています。
直面する課題
イベントでは、以下の三つの課題が掲げられています:
1.
文化資源の保存的活用:地域の歴史を活かした街づくりを進める中で、宮古市の「東屋」を文化財として保存しつつ、活用する方法を模索します。
2.
民間文化施設の再生:昨年閉館した「みやこシネマリーン」を例にとり、地域文化の再生を図るべく新たな文化施設の運営を検討します。
3.
交通インフラの活用:新たに整備された交通インフラによって、地域への訪問者を増加させる機会を探りつつ「東屋」を訪れる新たな拠点とするプランを考えます。
参加者募集要項
イベントへの参加は無料で、定員は25名です。また、申込み多数の場合は選考が行われます。プログラムは16日の成果発表までの2日間にわたって、意見交換やアイデア創出を行います。
イベント詳細は以下の通りです:
- - 日時:2017年7月15日(土)13:30 ~ 7月16日(日)16:30
- - 会場:東屋(岩手県宮古市本町2-2)
- - アクセス:JR宮古駅から徒歩約12分、盛岡駅からの無料送迎バスも運行されます。
プログラム内容
13:30 開催挨拶
13:50 テーマ説明
施設見学&インプットトーク
アイデア創発、プラン作成、夕食中間発表
ブラッシュアップ、成果発表会、審査・評定
参加方法
参加申し込みはインターネットから行えます。詳細な申し込み方法は、共創プロジェクト専用サイト(
こちら)で確認できます。
最後に
地域活性化を目的としたこのイベントに参加し、共に新しい文化創造に取り組む機会を持ちましょう。興味のある方は、ぜひご参加ください。