アパート用玄関ドアに新たなセキュリティが加わる
株式会社LIXILが新たに発表したのは、アパート用の新しい玄関ドア「リジェーロα」と「リシェントアパートドア」です。これらのドアには、電気錠『edロックPLUS』が追加され、2024年11月1日より全国での発売が予定されています。この新しい引き戸は、今後の賃貸住宅のセキュリティと利便性を高めることが期待されています。
需要が増すアパート市場
近年、日本では新築戸建て住宅の着工数が落ち込む一方で、アパートやマンションなどの集合住宅市場は依然として活気を見せています。特に、アパート用ドア「リジェーロα」は売上が好調で、リフォーム用の「リシェントアパートドア」においても販売が増えています。これは、リノベーションやインテリアの需要が高まっていることに伴うものです。
さらに、「先進的窓リノベ2024事業」の補助対象となることで、リフォーム需要が急増していることも後押ししています。LIXILはこうした市場の動向を受け、最新技術を取り入れた新しい電気錠を追加することに決めました。
新機能『edロックPLUS』
新しく搭載される電気錠『edロックPLUS』は、従来の「リジェーロα」や「リシェントアパートドア」の手動操作に代わり、セキュリティ性と利便性を大幅に向上させました。この電気錠は、共用エントランスと各住戸が連動しているため、1枚のカードキーでドアの解錠が可能になります。
これにより、住民は複数の鍵を持ち歩くことなく、簡単に出入りできるようになります。また、これまで手動で操作していた「ランダムテンキー」は新しい製品の発売に伴い、取り扱いが終了します。
アフターサービスでも安心
新築時に「リジェーロα」の手動版を選んだ場合でも、後から『edロックPLUS』を追加することができます。この機能により、すでに設置されたドアを交換することなく、電気錠へとアップグレードできるため、アパート物件に付加価値を持たせることができます。
付加価値を高める新ラインアップ
特に「リシェントアパートドア」は、「先進的窓リノベ2024事業」の補助対象となることから、リフォーム市場での需要が大いに期待されています。これに電気錠を加えることで、リフォーム需要にさらに応える展開が進められます。新築アパートでも利便性と安全性を向上させることで、かなりのメリットがあると考えられます。
まとめ
LIXILは、今後も窓やドアに関する革新的な製品を提供し、より快適で安心できる暮らしを実現すべく努力を続けます。その取り組みは、社会全体を豊かで快適にするための一環として、多くの人々の生活を支えていくでしょう。
このように、アパート用の新しい玄関ドアと電気錠の登場は、住まいのセキュリティと利便性を一層高める大きな進歩です。今後の展開にも注目が集まります。