室戸市役所に設置された新しいベビーケアルーム「mamaro」
高知県室戸市に位置する市役所は、地域の子育てを支援するために新たにベビーケアルーム「mamaro」を設置しました。この施設は、室戸市役所本庁舎内にあり、2025年11月21日から利用開始されます。これが高知県の市役所としては初めての試みです。
完全個室ベビーケアルームの特徴
「mamaro」は、赤ちゃんのケアに特化した完全個室型のスペースです。畳一畳ほどの広さを有し、可動式であるため、設置場所の柔軟性も高いのが特徴です。また、性別に関わらず利用できるため、多様性と包括性を重視したD&IやSDGsの取り組みとも連携しています。
内部には、赤ちゃんを安心して寝かせるためのソファや可動式のソファ、利用者が快適に過ごせるように設計されたモニターやコンセントなどが配置されています。これにより、親たちは安心して赤ちゃんのケアを行うことができます。
利用の利便性とテクノロジー
このベビーケアルームは、スマートフォンアプリと連携しており、利用状況をリアルタイムで把握することができます。また、利用者データの取得が可能で、地域の子育て支援につなげるための重要な情報として活用されます。こうしたテクノロジーとの連携は、利用者の負担を軽減し、効率的なサービス提供を実現しています。
Trim株式会社について
このベビーケアルームを提供したTrim株式会社は、2015年に設立され、総合的なベビーケアソリューションを提供する企業です。横浜市中区に本社を置き、代表取締役社長の長谷川裕介氏が率いるこの会社は、今後も地域社会に貢献するサービスの拡充を目指しています。詳細は
こちらのリンクから確認できます。
地域への期待
室戸市役所における「mamaro」の設置は、地域に住む親たちにとって大変価値のある取り組みです。この施策により、赤ちゃんのケアがもっと手軽に行えるようになり、地域の子育て環境が向上することが期待されます。利用者の声を聞きながら、さらにサービス向上へと進化させていくことが求められることでしょう。今後の動向から目が離せません。
このような動きが他の地域にも広がり、全国でより良い子育て環境が整うことを願っています。