廃棄された落花生の殻をアップサイクル!環境にも優しい「らっかせいまくら2」
千葉県で生まれた、画期的な枕「らっかせいまくら2」をご存知でしょうか?この枕の最大の特徴は、その素材。なんと、千葉県特産の落花生の殻を100%使用しているのです。しかも、単に殻を使うだけでなく、炭化処理を施すことで、消臭効果や通気性を高め、さらに快適な睡眠をもたらす、エコフレンドリーな製品に仕上げています。
「らっかせいまくら」から「らっかせいまくら2」へ
「らっかせいまくら2」は、2015年に発売された「らっかせいまくら」の後継商品です。初代「らっかせいまくら」は、廃棄されていた落花生の殻に着目し、その有効活用を目指して開発されました。しかし、キレイな殻の入手が困難になったことや、加工業者の廃業などを経て、販売中止に。
それから約9年。落花生殻の炭化技術が進化し、新たな加工業者との連携により、「らっかせいまくら2」が復活を果たしました。この復活劇には、廃棄物問題への取り組みや、地域産業の活性化への貢献という、大きな意義が込められています。
千葉県産落花生の殻を「らっかせい殻炭」に
「らっかせいまくら2」の中身は、「らっかせい殻炭」と呼ばれる、炭化させた落花生の殻です。この素材は、単なる廃棄物処理の枠を超え、環境に配慮したサステナブルな取り組みとして注目を集めています。
落花生は千葉県の代表的な特産品であり、その生産量は全国の7割以上を占めます。しかし、その生産過程で大量に発生する殻は、これまで産業廃棄物として処分されてきました。「らっかせい殻炭」は、この殻を有効活用し、資源の循環型社会の実現に貢献する、画期的な試みと言えるでしょう。
「らっかせい殻炭」の優れた機能性
「らっかせい殻炭」は、熱分解炉を用いた高機能バイオ炭製造装置で炭化加工されています。この工程により、多孔質で無数の細かい孔を持つバイオ炭となり、優れた機能性を発揮します。
調湿性: 湿気を吸収・放出する機能に優れ、常に快適な寝心地を保ちます。
クッション性: 適度な弾力性があり、頭と首を優しくサポートします。
消臭性: 炭の優れた消臭効果により、枕の臭いを軽減します。
防虫性: 害虫の発生リスクを低減します。
地域連携によるサステナブルな生産体制
「らっかせいまくら2」の生産工程は、すべて千葉県内で完結しています。落花生の殻の回収から、炭化加工、枕への製品化、そして出荷まで、地域全体で連携することで、輸送コストの削減やCO2排出量の低減にも貢献しています。
この取り組みは、単に商品を生産するだけでなく、地域経済の活性化や雇用創出にもつながる、まさに「地域貢献型ビジネス」の成功例と言えるでしょう。
商品概要
商品名:「らっかせいまくら2」
中素材:「らっかせい殻炭」(落花生の殻炭100%)
形状:落花生形(ビーンズ形)
サイズ:約35×60cm
* 価格:7,980円(税込)
「らっかせいまくら2」は、インターネット限定で販売されています。環境問題への意識が高まっている現代において、このサステナブルな枕は、消費者の高い関心を集めることでしょう。