栗林商船が導入した「かじとり制」キャリアデザインサポート制度
栗林商船株式会社は、陸上勤務の全社員を対象に新たなキャリアデザインサポート制度として「かじとり制」を導入しました。この制度は、2024年8月からスタートし、社員一人ひとりが主体的にキャリアを切り開くことを目的としています。従業員の自己成長を促すと同時に、組織全体の競争力向上も図る狙いがあります。
制度導入の背景
現代のビジネス環境は急速に進化しており、デジタル化やグローバル化、持続可能性への関心が高まっています。企業はこれらの変化に迅速に適応する必要があります。その中で、従業員が新しい知識やスキルを習得することは不可欠であり、自己実現を図ることで全体の競争力に貢献すると考えています。
このような背景から、栗林商船は「かじとり制」を通じて、社員が自らの成長とキャリアの開発を行うためのサポートを強化することを決定しました。
具体的なサポート内容
「かじとり制」の基本方針には、以下のような主なサポート内容があります。
1.
学費支援: 会社が推奨する学習内容について、学費の一部または全額を補助します。
2.
研修・セミナー費用支援: 社外での研修やセミナーの参加費用を一部補助し、業務パフォーマンスの向上を支援します。
3.
資格取得費支援: 自らの専門性を高めるため、資格取得にかかる受験料や教材費を補助します。
4.
自己啓発図書購入支援: スキルや知識を向上させるための書籍購入費用を支援し、社員の自己成長を促します。
利用方法と従業員の主体性
制度の名称にもなっている「かじとり制」は、自らが船の舵を取るように、各社員が主体的にキャリアを考え、計画を立てることを求めています。事前に学習計画を申請することで、必要な支援を受けることが可能です。この制度には「すべての従業員が自ら舵をとり、学び、成長する企業文化を作る」というメッセージが込められています。
期待される効果と今後の取り組み
「かじとり制」を通じて、社員が自らの成長に舵を切る環境が整い、自己実現に向けた支援が行われることが期待されています。また、変化し続けるビジネス環境において、社員が成長を続けることで、企業全体の競争力も維持・向上されるのではないでしょうか。
栗林商船は、今後も社員が学び続けられる環境の整備を進めていく方針です。個々の成長を促す施策を充実させ、組織全体の成長にも寄与することを目指しています。
お問い合わせ
- - 栗林商船株式会社
- - 人材開発部:岡田
- - TEL:03-5203-7985
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