株式会社kozokaAI設立の経緯
2025年10月8日、株式会社MONO-X(本社:東京都港区)は、新たにAIソリューションを専門とする企業「株式会社kozokaAI」を設立しました。
kozokaAIは、生成AI技術を駆使し、FAXやPDF、メールなどの非構造化データを業務データに変革することで、特に製造業、物流業、卸売業などの企業のデジタル変革を手助けしています。
背景
近年、日本社会は人口減少という深刻な問題に直面し、その影響で多くの業界で人手不足が悪化しています。これは、業務の重要な部分が効率的に処理されず、事務作業に多くの時間を費やさざるを得ない状況を生んでいます。
親会社である株式会社MONO-Xは、20年以上にわたり日本の製造業、物流業、卸売業の基幹システムと向き合ってきた実績があります。この経験から得た現場でのノウハウと、独自に開発したAIエージェントなどの生成AI技術を結集し、社会的な課題を解決する新しいソリューションの提供を目指して、kozokaAIを設立しました。
事業内容
kozokaAIは、非構造化データの解析、構造化、システム連携を自動化するAIエージェントの開発と提供に注力しています。主なソリューションには次のようなものがあります。
1. FAX/PDF受注入力エージェント
受注帳票を自動的に解析し、ERPやWMSなどの基幹システムに必要なデータを連携します。
2. 商談ログAIエージェント
営業や顧客対応から得られる文字情報を自動で構造化し、CRMやSFAへ登録します。
3. 基幹データAIインサイト
基幹データと非構造化データを横断的に分析し、業務改善のための具体的なアドバイスを提供します。
これらのソリューションは、IBM i(AS/400)やPHPQUERY、API-Bridgeなど、既存の基幹環境とも緊密に連携可能です。そのため、業務のワークフローを変えることなく、AI活用が実現できます。
公式ウェブサイトも開設されており、詳細な情報や最新の取り組みをチェックできます:
kozokaAI公式サイト
代表者の思い
株式会社kozokaAIの代表取締役、藤井星多氏は以下のようにコメントしています。
「今後、AIが自律的に業務を支える社会が訪れることで、人間が生み出すべき価値ある業務に集中できるような環境を実現したいと考えています。そのためにkozokaAIは“人の時間を増やし、人が生む感動を増やす”というビジョンを持ち、非構造化データの自動化を起点に、AIネイティブな業務プロセスの再設計に挑んでいきます。」
会社概要
所在地:〒106-6117 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17階
代表者:代表取締役 藤井星多
設立:2025年10月8日
事業内容:AIエージェント開発事業
所在地:〒106-6117 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17階
代表者:代表取締役社長 下野皓平
設立:2005年8月1日
事業内容:
- IBM i(AS/400)のクラウド移行支援サービス「PVS One」の提供
- 基幹システム連携ノーコードツール「MONO-X One」の開発・提供