放射線治療の革新
2012-04-01 13:30:01

日本の放射線治療に革新、メディカル・エキスパートが独LAP社と契約

日本の放射線治療に新たな風が吹く



日本の医療界において、貴重なパートナーシップが誕生しました。医療機器を取り扱うメディカル・エキスパート株式会社は、ドイツのLAP GmbH Laser Applikationen(以下、LAP LASER社)との間に、放射線治療用レーザーポインターの販売代理店契約を締結しました。この契約の締結により、メディカル・エキスパートは日本国内において、LAP LASER社製の放射線治療用レーザーポインターを正規に取り扱う初の企業となります。

医療現場における期待感



放射線治療用レーザーポインターは、患者の照射位置を正確に示すための器具であり、近年、がん治療においてその重要性がますます増しています。メディカル・エキスパートとLAP LASER社は、このレーザーポインターを通じて、日本国内での放射線治療の質を向上させることを目指しています。更に、既存の販路を活用して、医療機関への普及支援を行い、全国の医療従事者に貢献することを目指しています。

厳格な品質と革新的な技術



LAP LASER社は、20年以上にわたり、産業用および医療機器用のレーザーシステムを開発しており、その技術は世界中の医療現場で広く使用されています。特に、CTやPET-CTとの連携により、医師が治療計画をより正確に立てられるようにするための革新的なデバイスを提供しています。

具体的には、以下のようなシステムが特に注目されています。

  • - DORADO nova 3システム: これは、CTやPET-CTに設置され、腫瘍位置を迅速に特定できる移動型レーザーです。タブレットPCで常時確認可能です。
  • - DORADO 4 PLUSシステム: 同様にCTやPET-CTに設置される移動型レーザーで、状況はハンディNAVIGATORとPC端末で確認できます。
  • - DORADO 3システム: DORADO系列の一翼を担うシステムで、やはりCT資料を利用して迅速な位置決めを可能にします。
  • - APOLLO & ASTORシステム: これらは固定型レーザーで、患者の正確な位置決めを実現します。

各システムの詳細については、メディカル・エキスパートのウェブサイトでご覧いただけます。

メディカル・エキスパートの役割



メディカル・エキスパートは、医療機器の製造・販売から保守・メンテナンスに至るまでの幅広いサービスを提供しています。この新しい契約を通じて、同社は救急医療施設や総合医療機関におけるさらなる品質改善を図る意向です。特に、難しいと言われる医療機器の迅速かつ正確なサポートを提供することで、医療従事者に安心を届ける役割を果たします。

本社は東京都中央区に位置しており、国内での医療現場への影響力が期待される所存です。今後、メディカル・エキスパートの動向から目が離せません。

会社情報

会社名
メディカル・エキスパート株式会社
住所
東京都中央区新川2丁目30-11新川OMKビル5F
電話番号
03-3523-6253

トピックス(科学)

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