新しい留学スタイル
2021-06-16 16:25:57

神田外語大学が新たな形で留学プログラムを提供する「海外スタディ・ツアー2.0」

神田外語大学の「海外スタディ・ツアー2.0」



神田外語大学のグローバル・リベラルアーツ学部(GLA学部)は、コロナ禍において新たな留学の形「海外スタディ・ツアー2.0」を開始します。このプログラムは、従来の留学スタイルを見直し、多様な地域での学びをオンラインで実現することを目指しています。

プログラムの概要



「海外スタディ・ツアー2.0」は、2021年6月から7月の4週間にわたり、オンラインで日本と提携大学のある海外4地域を結ぶ形式で行われます。このプログラムは、特に感染症の影響が続く中でも、教育の質を維持できるように作られており、各地域の特性を反映したコンテンツが用意されています。参加者は、現地の学生とのディスカッションやバーチャルツアーを通じて、リアルな国際体験ができます。

学ぶ4つの地域



このプログラムでは、さまざまなテーマを基に世界の4つの地域を学ぶ機会が提供されます。具体的には、リトアニア、エルサレム、インド、マレーシアの4地域です。各地域には提携大学があり、それぞれの文化、歴史、社会問題について深く学ぶことができる構成となっています。

  • - リトアニア: ヴィータウタス・マグヌス大学との提携で、「人道」や「20世紀以降の中東欧史」について探求します。
  • - エルサレム: ヘブライ大学と連携し、「宗教の多様性」や「イスラエル・パレスチナの歴史」について学びます。
  • - インド: シンバイオシス大学を通じて、「多様性」や「貧困と格差」について学び、経済成長と社会問題を考察します。
  • - マレーシア・ボルネオ: スウィンバーン工科大学サラワク校との協力で、「多文化共生」や「開発とサステナビリティ」をテーマに交流します。

教育の質を保つ取り組み



神田外語大学では、入学直後の6カ月間を「グローバル・チャレンジ・ターム」と定め、この期間を通じて学生が「何を学ぶのか」「自分は世界に対して何ができるのか」を考える時間を設けています。これが「海外スタディ・ツアー」の重要な柱となり、国際感覚を養うためのプログラムが進められています。

そして、この取り組みは三菱みらい育成財団の「21世紀型 教養教育プログラム」の一環として支援を受けています。このように、実社会との結びつきもしっかりと文脈に組み込まれ、学生たちの学びの場が設けられています。

感染症対策も徹底



プログラム参加者にとって安全で安心な環境を提供するために、感染症対策も徹底しています。参加者は全員、事前に抗原検査を受け、新型コロナウイルスの感染予防に努めます。これによって、対面での交流が今なお求められる教育現場においても、安心して学べる環境が整えられています。

ブリティッシュヒルズでの実施



プログラムの中心となるのは、福島県の山中にある神田外語国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」です。この施設は、海外体験への準備をするための研修場所としても機能し、自然の中で多国籍の人々との交流ができる環境を提供しています。

このように、神田外語大学は新たな時代に即した形で教育を行い、国際理解を深めていくための取り組みを進めています。「海外スタディ・ツアー2.0」を通じて、学生たちが多文化共生や社会的な課題について深く学び取ることが期待されています。

会社情報

会社名
学校法人佐野学園
住所
東京都千代田区内神田2-13-9神田外語本部ビル6階
電話番号
03-3258-5837

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