NEDOがENEX2025/RE2025に出展
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下:NEDO)は、2025年1月29日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「ENEX2025 第49回地球環境とエネルギーの調和展」及び「RE2025第19回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム」に出展します。2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指し、省エネルギーや再生可能エネルギーに関する技術を紹介するブースを設け、参加者に向けてその取り組みを発信します。
展示ブースのテーマ
NEDOのブースは2つのテーマに分かれています。
ENEX2025
テーマは「フロンティア技術が切り拓く サステナブルな未来」。
場所は東1ホール・1F-07。NEDOが推進する19のプロジェクトを展示し、環境に配慮した技術の未来像を提案します。
RE2025
テーマは「再生可能エネルギーが創る カーボンニュートラルの未来」。
場所は東1ホール・1F-12。こちらでは、再生可能エネルギーの取り組みを30点以上の展示物を通じて紹介し、技術の可能性を広げます。
ブース内で行われる展示やプレゼンテーション
ENEX2025の展示内容
1.
戦略/脱炭素省エネ: NEDOが支援する省エネルギーに関する研究開発を展示し、経済成長と環境の両立を図ります。
2.
先導研究: 2040年以降の実用化を目指す先端的な研究開発についての情報も提供します。
3.
若手研究者: 若手研究者の能力を活かした研究開発にも注目が集まります。
4.
ムーンショット: 2050年までに持続可能な資源循環を目指す取り組みを紹介。
5.
グリーンイノベーション基金: カーボンニュートラル実現に向けた支援に取り組む企業に対する情報提供を行います。
また、ENEX2025のブースでは、NEDOが実施する「省エネルギー技術開発賞」の表彰式や、出展事業者によるプレゼンテーションも行われます。事前予約は不要で、参加者は自由に立ち寄ることができます。
RE2025の展示内容
RE2025では、再生可能エネルギー分野に特化した展示が行われます。次のような内容が紹介されます。
1.
太陽光発電: 導入が難しい新しい太陽光発電技術を展示。
2.
風力発電: 洋上風力発電の低コスト化技術の研究進展を目指し、展示を行います。
3.
地熱発電: 地熱を利用したエネルギーの増産に向けた具体的な取り組み。
4.
再生可能エネルギー熱利用: 地中熱利用を含む再生可能エネルギー熱の技術開発を展示。
5.
バイオマスエネルギー: 木質バイオマスの技術開発に向けた取り組み。
6.
小水力発電: 小水力の低コスト化技術についても紹介します。
7.
系統連系: 再生可能エネルギーの安定供給に向けた技術を発表。
8.
シーズ発掘・事業化支援: 新エネルギー分野の研究開発が展示されます。
両展示会への入場には来場登録が必要となるため、公式サイトから事前登録を行いましょう。
NEDOに関する情報
NEDOは、国立研究開発法人として神奈川県川崎市に本部を構え、省エネルギーや再生可能エネルギーの研究を推進しています。理事長は斎藤保氏です。公式ウェブサイトにはイベントや取り組みに関する最新の情報が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイト:
NEDO公式ウェブサイト
ENEX2025とRE2025は、持続可能な未来を築くための貴重な展示会となることでしょう。カーボンニュートラル社会に向けて積極的に取り組んでいる技術や研究を直接体験できる貴重な機会です。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。