介護・福祉業界のICT化を推進するビーブリッド、初資金調達を成功
株式会社ビーブリッドがこの度、介護・福祉業界のICT化を推進するための初の資金調達を行い、総額9,500万円を調達しました。この資金調達には、インフォコム株式会社や社会福祉法人梅仁会など、名だたる企業や個人投資家が参加しています。
この背景には、日本の高齢者人口の増加に伴う課題が横たわっています。2022年には高齢者人口の割合が29.1%に達し、今後もさらに増加が予想されています。しかし、介護・福祉業界では人材不足が深刻で、十分な介護サービスを提供できていないのが実情です。技術力は高いものの、介護現場におけるICTやロボットの導入は期待通りには進んでいないのが現状です。
ビーブリッドは、介護・福祉業界でこれらの課題を解決するため、ICTの導入から運用までをサポートしています。会社の社員が現場を熟知しており、実際のニーズに則したコンサルティングを行っている点が評価されています。介護・福祉業界のICT化は、今や急務となっており、社会の持続可能性に寄与する重要な要素です。
今回の資金調達の目的は、全国各地の介護・福祉事業者向けに、コンサルティングやヘルプデスクのサービスを拡販し、フランチャイズの導入や新サービスの展開を計画しています。この動きは、特に科学的介護や生産性向上、規制改革が求められる今の時期において、適切なタイミングでの事業拡大を狙っています。
出資者の方々からも期待の声が上がっています。インフォコム株式会社の濱崎氏は、「ICT化によって、介護産業を魅力的で活力のある職場にしたい」とコメントし、介護業界の人材不足を解消するためのDX化に期待感を示しています。池森ベンチャーサポートの山岸氏も、ビーブリッドが介護現場を熟知した専門家集団であることに共感を寄せ、テクノロジーの活用が急務であると述べています。
更に、ビーブリッドに関わる社会福祉法人梅仁会の理事長も、地域福祉の使命としてビーブリッドとの連携に強い期待を寄せており、TASKの課題に向き合った支援を強調しています。
ビーブリッドでは、技術や経験を活かして社会貢献をしていきたい人を募集しており、今後の成長が見込まれています。介護・福祉業界が抱える課題解決に向け、ICTを活用した幅広いサービス展開が期待されています。
ビーブリッドへのお問い合わせは、公式ウェブサイトまたは下記連絡先から行えます。