ボーナスと投資意識
2025-09-10 12:06:39

ボーナス支給者550名を対象にした投資行動調査の結果と意識の変化

ボーナス支給者550名を対象にした投資行動調査の結果と意識の変化



プロパティエージェント株式会社は、550名の投資経験者を対象に、ボーナス支給を受けたことでの投資行動に関する調査を行いました。この調査から、資産形成への意識は高まっている一方で、投資リテラシーが未熟なことが浮き彫りになりました。

調査の背景と目的


近年、資産形成に対する関心が高まる中でも、十分な投資リテラシーを持つ人は少数派です。特にボーナス時期は、多くの人にとってまとまった資金を投じるチャンスとなりますが、思考停止の状態で投資を始め、失敗するケースも見られます。今回の調査は、こうした実態を明らかにし、投資判断における正しい情報の重要性を再認識することを目的としています。

調査結果のサマリー


  • - 準備不足の投資開始: 約65.5%の人が「十分な準備をせずに投資を始めた」と回答。
  • - “なんとなく”での投資判断: 約80.7%が「とりあえず」の気持ちで投資を始め、61.5%がその結果後悔。
  • - 外的要因の影響: 約31.9%は直近1年の経済イベントをです。過去3年間の市況変化を要因として挙げた人も多く、リスクの変動を認識。
  • - 情報収集の重要性: 投資体験を通じて、およそ52.7%が情報を集める必要性を実感したと回答。

ボーナスを投資につなげる人たち


調査の中で、約59.1%の参加者がボーナスを利用して投資を行っています。これは、臨時収入を基に投資がしやすい環境を作り出していることを示唆しています。そのほとんどは「まとまった資金があると始めやすい」と感じているようです。

次回のボーナスで投資を検討している割合は64.3%に達し、多くの人が今後も投資に前向きであることがわかりました。しかし、その一方で、準備不足や不確実性に対するリスクヘッジが未熟であることは明らかです。

課題と今後の展望


調査を通じて、ボーナスを資金源として期待しつつも、実際にはリスク管理や情報整理が不足している現状が浮かび上がりました。資産形成を持続的に行うためには、正しい情報の理解と長期的な視野を持った戦略が不可欠です。プロパティエージェントは、これらの課題に対し、引き続き啓発活動を行っていくとしています。

投資セミナーの開催


プロパティエージェントは、この調査結果を基に「冬のボーナスの使い方セミナー」の開催を予定しています。金融教育を推進するため、参加者にとって実用的な知識を提供し、投資初心者や経験者に向けた内容となる予定です。

セミナーには、元ゴールドマン・サックスで17年間の投資経験を持つ田中渓氏が参加し、正しい投資戦略についてお話しされる予定です。参加は無料で、さまざまな投資に対するアプローチを学ぶ良い機会となるでしょう。

まとめ


ボーナスと投資の関係についての調査結果を見てみると、多くが準備不足で“なんとなく”投資を始めている一方で、次回のボーナスでの投資意欲は高まっています。市場変動の影響を受けやすい投資の世界であるからこそ、適切な情報収集と意思決定が求められるのです。


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会社情報

会社名
プロパティエージェント株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー41階
電話番号
03-6302-3011

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