信和不動産が「ライズホテル大阪なんば」を売却
信和不動産株式会社は、大阪市浪速区にある「ライズホテル大阪なんば」を、不動産ファンド運用サービスを提供するクリアル株式会社へ売却したことを発表しました。
「ライズホテル大阪なんば」は、大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩5分、堺筋線「恵美須町駅」から徒歩6分、南海電鉄「今宮戎駅」から徒歩2分のアクセス抜群の立地に位置しています。地上11階建てで、客室数は300室を誇ります。
信和不動産は、「スプランディッド」シリーズなど、数々の不動産開発を手掛けてきた実績があります。同社は今回の売却について、「今後の事業戦略を見据え、新たな展開を図るための決断」と説明しています。
一方、買収したクリアル株式会社は、不動産ファンドオンラインマーケットや個人向け不動産投資運用サービスを提供しています。同社は、今回の買収によって、ホテル事業への参入を強化するとともに、不動産ファンドの運用規模拡大を目指しています。
売却先のクリアル株式会社とは?
クリアル株式会社は、2015年に設立された不動産ファンド運用会社です。同社は、個人投資家向けの不動産ファンド運用サービスを提供するほか、機関投資家や超富裕層向けのファンド運用サービスも展開しています。
クリアル株式会社は、不動産ファンドのオンラインマーケット「CREAL」を運営しており、誰でも簡単に不動産投資に参加できる環境を提供しています。同社は、不動産投資の民主化を目指し、幅広い投資家層にサービスを提供しています。
信和不動産の今後の展開
信和不動産は、今回の売却によって得た資金を、新たな不動産開発や事業展開に活用していくとみられています。同社は、今後も不動産業界を牽引する存在として、更なる成長を目指していくことが期待されます。
まとめ
信和不動産株式会社が「ライズホテル大阪なんば」をクリアル株式会社へ売却したことで、大阪の不動産市場に新たな動きが出てきました。今回の売却は、不動産業界におけるファンド運用サービスの活発化を象徴する事例と言えるでしょう。今後の信和不動産とクリアル株式会社の動向に注目が集まります。