宮城県亘理町が誇る「春菊ティラミス」
宮城県亘理町のふるさと納税に新たに登録された『春菊ティラミス』は、この町の特産品「春菊」を活用した商品です。これにより、「春菊のまち、亘理」の魅力を広める取り組みが始まっています。地域創生に力を入れるレッドホースコーポレーション株式会社が、町と連携し商品開発を進め、ついに12月17日からふるさと納税での寄附受付を開始しました。
レッドホースコーポレーションは、全国各地で地域産品を基にした商品開発を手掛けており、特に亘理町では地域の特産品である春菊を活かした商品を作り出しました。春菊は東北地方で豊富に生産されている作物ですが、近年の震災や生産者の高齢化により、その生産量は減少してきました。これに対して、亘理町は「春菊の町」としてのブランドを再構築するため、町と鹿の頑張りを支援し、商品の開発に取り組んだのです。
商品の魅力とは?
『春菊ティラミス』は、クリーミーでありながら春菊の豊かな風味が引き立つお菓子です。地元のメディアでも取り上げられたこの商品は、町内の販売所での反響も良好でした。さらに、「伊達なわたりまるごとフェア」において、町長をはじめ約200名が試食をし、「春菊」の新たな可能性を実感したというエピソードもあります。
ふるさと納税を通じた地域振興
この取り組みにより、亘理町はふるさと納税の返礼品として『春菊ティラミス』を正式に登録することとなり、全国的に町のPRが行われることとなりました。寄附者は、6,400円からのセットで春菊ティラミスを手に入れることができ、楽天ふるさと納税など多様なプラットフォームを通じて申し込みが可能です。
地域資源の活用と未来
レッドホースコーポレーションでは、地域の特性を活かした商品開発を進めており、全国50以上の自治体で100以上の商品を開発しています。亘理町の春菊を生かした新たな地場産品の開発は、地域の振興に貢献する大きな一歩です。今後も町、及びJA仙台と協力し、「春菊生産東北一」の名を取り戻すことを目指したさらなる商品開発に取り組む計画です。
レッドホースコーポレーションの方向性は、地域の原材料を用い、地元の事業者とのコラボレーションを通じた商品づくりです。地域の人々のやる気を引き出し、食文化の継承にも寄与することを目指しています。