湘南ベルマーレが小学校向け算数ドリルを寄贈、学びとスポーツの融合

湘南ベルマーレと荒井商事が共同制作した算数ドリル

神奈川県平塚市に本社を構える荒井商事株式会社が、地元のサッカーチーム、湘南ベルマーレと手を組み、小学6年生向けの新しい算数ドリル「湘南ベルマーレ算数ドリル6年生上」を制作しました。このプロジェクトは、平塚市内の全29校の小学校に通う約1800人の6年生に向けて寄贈される予定です。

制作の背景

この算数ドリルの制作は、荒井商事のCSR活動や地域貢献活動として位置付けられています。また、スポーツ支援の強化や地域の子どもたちの学力向上を目的としています。ドリルの制作には、県内小学校の教員や湘南ベルマーレの協力があり、地域全体での取り組みが実現した形です。

学びの楽しさをテーマに

今回の算数ドリルは、ただの問題集にとどまらず、子どもたちが「楽しめる」教材となるように工夫が施されています。湘南ベルマーレの選手やサッカーをテーマにした問題はもちろん、平塚市の名所や特産物、たとえば湘南ひらつか七夕まつりや名物のいちご、オリーブ、しらすなど地域の特色を取り入れることで、生徒たちの関心を引きつける構成となっています。

教材の詳細

「湘南ベルマーレ算数ドリル」の上巻は、2025年6月に発行され、内容は平塚市内の公立小学校で使用されている算数の教科書に基づいています。冊子はA4判の横長で、全37枚のフルカラー印刷。さらに、解答集も用意されており、B5判の28ページ、2色印刷で提供されます。

下巻は2025年10月に発行される予定で、全体の利用期間は2025年6月から2026年3月までです。生徒たちは、このドリルを通じて算数の学びを深めると同時に、地元の文化やスポーツに親しむことができるでしょう。