ついに完結!深い科学の世界を楽しむ『ジュニア空想科学読本30』の魅力とは
2025年4月9日(水)、株式会社KADOKAWAから『ジュニア空想科学読本30』が発売されることが発表されました。シリーズが開始されてから12年、このロングセラーがついに最後の巻を迎えます。
このシリーズは、身近なマンガやアニメの世界を題材にしながら、そこで生まれる様々な疑問を科学的に解説するというユニークなコンセプトが特徴です。総累計190万部を突破し、小学生から大人まで幅広い層に愛されています。「理科が好きになった」「次はこのトピックを深掘りしてほしい」というファンの声は絶えません。
カバーイラストから見る楽しみ!
第30巻のカバーには、これまでの全巻に登場したヒロインたちが大集合。ファンにとっては、懐かしいキャラクターたちと再会できるチャンスです。過去の巻を持っている読者は、ヒロインたちを見つける楽しみが広がります。このように、昔からのファンへの配慮が随所に感じられます。
さらに、カバーイラストを使った「まちがい探し」も用意されています。隠された10個のまちがいを探すことで、家族や友達と一緒に楽しむことができ、読書がより一層楽しい体験に変わります。
科学の楽しさを教える本シリーズの魅力
本シリーズの最大の魅力は、科学や理科の楽しさを身近な題材を通じて伝えている点です。例えば、「水泳のバタ足で大陸を動かせるのか?」「あの怪獣映画の続編の内容はどうなるのか?」といった小学生の日常でも感じる疑問を、大きく飛躍する思考で解決していきます。このように、やや突飛なテーマながら、科学的に考える楽しさが詰まった内容は、読者の理解をより深めることに繋がります。
特に、マンガやアニメ、映画、ゲームなど、興味を引く題材を通じて、読者が自然と科学への探求心を持つように導いています。これにより、身近な物事に対して疑問を感じる力や、それを科学的に考える力が育まれるのです。
どの巻からでも読める自由さ
本書は、シリーズの巻数が増えても、どの巻からでも自由に楽しむことができます。気になるカバーイラストや、目次に好きな作品があれば、直感で選んで読むことができるため、初めての方でも安心です。親子で一緒に楽しむこともでき、「新しい作品を見つけて教えてくれる子供」や、「昔の作品を親子の会話のきっかけにする親」など、世代を超えたコミュニケーションの手助けにもなっています。
まとめ
『ジュニア空想科学読本30』は、理科への愛情を芽生えさせる素晴らしいコンテンツです。小中学生だけでなく、大人も楽しめる要素を持っており、理科に対する興味を高めることができる良書となっています。2025年4月9日の発売に際し、シリーズファンはもちろん、新しい読者層にも広く受け入れられることでしょう。理科の面白さを発見するための一歩として、手に取ってみてはいかがでしょうか?
『ジュニア空想科学読本30』
著者:柳田理科雄
イラスト:きっか
発売日:2025年4月9日
定価:880円(本体800円+税)
ISBN:978-4-04-632325-5
発行:株式会社KADOKAWA