八百屋直営の新しい挑戦、『ベジ郎』が小平市に登場
八百屋直営の専門店『ベジ郎』が、小平市にフランチャイズ店をオープンしました。これは、コロナ禍を機に新たに設立された飲食店事業の一環で、今話題の野菜をふんだんに使った料理を提供する店舗です。2023年10月4日(火)に開店したFC東大和店は、三件目の店舗の誕生となります。
フードサプライの理念と挑戦
フードサプライ社は、関東を中心に約5,000店舗に野菜を供給しており、「野菜の新しい流通をつくる」を企業理念としています。コロナ禍においては、一般消費者向けに野菜を販売する手法として「ドライブスルー八百屋」を始めたことで、青果流通業の革新を図りました。その取り組みは、2020年の外食アワードにおいて評価され、青果卸事業者として初の受賞を果たしました。
このような背景を持ち、昨年12月には『肉野菜炒め ベジ郎』を開店しました。この新事業は、リアルなD2C(Direct to Consumer)を実現するためのプラットフォームとして、消費者と生産者をつなぐ場です。
新たな野菜炒め専門店『ベジ郎』の魅力
東京の渋谷にオープンした『ベジ郎 渋谷総本店』、そして池袋の『ベジ郎 池袋東口店』は、双方ともに非常に多くのお客様に訪れていただいています。特に渋谷店では、オープン初期は男性の来店が多かったものの、SNSの影響もあって、今では女性客の割合が増えています。
『ベジ郎』の料理の特徴としては、ボリューム満点な「肉野菜炒め」があります。普通の400gの野菜を使用し、一皿で1日分の野菜が摂取できます。また、唐揚げをトッピングすることができ、味は醤油、ポン酢、味噌から選べ、野菜の量も調整が可能です。定食メニューはご飯とスープも追加可能で、大変お得です。
フードロス削減への意識と取り組み
最近、 fr食改革に対する意識が高い中、ベジ郎はフードロス削減も視野に入れたメニュー開発を行っています。特に、食品ロスの一因である野菜の廃棄部分に対して、新たな価値を生み出す工夫をしています。池袋店限定のコールスローに使用されているのは、キャベツの芯。このような取り組みが、野菜一つひとつの価値を高める手助けとなり、フードロス削減に貢献します。
メニュー紹介
- - 肉野菜炒め:780円~
- - 餡掛け揚げ餃子:250円 (3個)
- - ニラ炒飯:680円 (肉入りは+200円)
- - たまご炒飯:580円 (肉入りは+200円)
企業情報
『ベジ郎』を展開する株式会社moveは、都内を中心に飲食店のフランチャイジーとして活動しています。味噌ラーメン専門店「田所商店」やベーカリーカフェ「エスプレッソディーワークス」など様々な業態を運営しており、地域の食文化の発展に貢献しています。
今回の小平市への進出は、地域の食事環境に新たな風を吹き込むこととなるでしょう。今後の展開が楽しみです。