「さーもんず」の設立
2023-09-22 13:18:00
北海道移住を促進する「さーもんず」の設立と活動内容について
2023年8月17日、一般社団法人さーもんずが北海道札幌市に設立されました。この団体は、北海道移住ドラフト会議を通じて移住者と地方自治体や企業をつなげる新たな試みを進めていきます。
北海道移住ドラフト会議とは
「北海道移住ドラフト会議」は、プロ野球のドラフトにインスパイアされたイベントで、企業や自治体は「球団」として、移住希望者は「選手」として参加します。このユニークなマッチングイベントは、毎年12の自治体や企業が参加し、移住希望者を指名するシステムです。今までに60を超える自治体がこの会議に参加し、166名の移住希望者が指名を受け、そのうち34名が実際に北海道に移住しています。今年の会議は、2023年3月2日から3日までの予定です。
設立の背景
北海道は人口が減少しており、国立社会保障・人口問題研究所による将来推計では、2030年までに人口が大幅に減少するとされています。この状況に対し、さーもんずは、移住者を受け入れる環境を整え、北海道に新たな価値をもたらす人材を増やすことを目的としています。法人化することで、より強固なサポート体制を築き、地域との連携を強めていきます。
団体名の由来
団体名の「さーもんず」は、鮭の生態に由来しています。鮭は生まれた川に戻ってくる回遊魚であり、道外や国外の人々が北海道に戻り、新たな北海道を共に築いていくことを願っています。また、北海道を愛する全ての人々が、そこに戻って活動を行い、新たな「鮭」として地域を盛り上げてくれることも期待されています。
事業内容
一般社団法人さーもんずは、以下のような事業を展開します:
1. 関係人口の創生を支援する事業
2. 移住や定住のためのサポート活動
3. 各種イベントの企画・制作・運営
4. 地域活性化に関わるコンサルティング事業
代表理事とチーム
代表理事の柴田涼平氏は、稚内市出身で、さまざまな事業を手掛ける経験豊かなリーダーです。また、五十嵐慎一郎氏、岩間翔吾氏、黒井理恵氏といった多様なバックグラウンドを持つメンバーが所属しています。それぞれの専門性を活かし、北海道の移住問題に対処するためのアイディアや施策を考えています。
結論
一般社団法人さーもんずの設立は、北海道の未来を築くための重要な一歩です。移住者と地域をつなぐ取り組みを進めることで、人口減少の問題に立ち向かい、新しい価値や文化を創出し、持続可能な地域社会の構築を目指しています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人さーもんず
- 住所
- 北海道札幌市
- 電話番号
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