ナデテクト®(NADETECT)シリーズ第一号製品の承認取得
先端生命科学研究所は、核酸増幅試薬「ナデテクト®(NADETECT)」シリーズの第一号製品である「UDPグルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子多型検査試薬」の製造販売承認を、厚生労働省から取得したことを発表しました。この承認は当社グループの一体化経営を反映した重要な成果です。
核酸増幅検査の重要性
核酸増幅検査は、微量の遺伝子を人工的に増幅し、検出する革新的な手法です。この技術は主に感染症の診断や、疾患の遺伝子解析に用いられています。「ナデテクト®」シリーズは、臨床検査の多様化が求められる中、エスアールエル(SRL)をはじめとした医療現場のニーズを反映し、高いユーザビリティと迅速な検査を実現した試薬です。
第一号製品の詳細
今回承認された「UDPグルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子多型検査試薬」は、抗がん剤イリノテカン塩酸塩水和物の代謝に関連するUGT1A1遺伝子の多型を、迅速かつ高精度に判定することができます。これは、イリノテカン投与前における副作用のリスクを予測するための重要なツールとなります。
この製品は、先端生命科学研究所、合同会社H.U.グループ中央研究所、そして国立大学法人京都大学医学部附属病院腫瘍内科との共同開発によって実現しました。三者の連携により、臨床評価を経た後、製品化の道を歩みました。
これからの展開
当社グループは、ナデテクト®の販売を早急に開始し、SRLでの導入を進めると共に、一体化経営のさらなる深化を図ることで、ナデテクト®シリーズのさらなる開発を目指します。この承認取得は、私たちの持つ技術力・連携力を強化し、医療現場での核酸増幅検査の可能性を広げる重要な一歩となります。
製品概要
- - 一般的名称:UDPグルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子多型キット
- - 販売名:ナデテクト®UGT1A1
- - 包装単位:96回用
- - 測定対象:全血より抽出したゲノムDNA
- - 製造販売元:株式会社先端生命科学研究所
この新たな試薬の登場により、日本における遺伝子検査の革新が期待され、医療の現場でも大きな変化をもたらすことでしょう。今後の展開に注目が集まります。