ダイヤモンド半導体研究
2026-02-06 11:49:07

Hondaと産総研、ダイヤモンド半導体の研究拠点を設立する理由とは

Hondaと産総研が手を結ぶ理由



2026年2月1日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)と株式会社本田技術研究所(Honda R&D)は新たに「Honda R&D-産総研ダイヤモンド×エレクトロニクス連携研究室」を設立しました。この新たな拠点は、先進的なダイヤモンド半導体の研究を通じて、モビリティや電力消費の問題解決に向けた取り組みを加速させることを目的としています。

ダイヤモンド半導体の特性



ダイヤモンドは、その高い耐圧特性や高周波特性から、次世代のパワー半導体材料として注目を集めています。特に、低消費電力でありながら高性能を発揮できるため、主にモビリティ電動化において重要な役割を果たすことが期待されています。Honda R&Dは、素材からデバイス実装までの一貫した研究を行い、ダイヤモンドの可能性を引き出しているのです。

この新たな連携研究室では、以前より進行されていた共同研究を基に、世界初となるアンペア級スイッチング特性を実証するなどの成果を上げてきました(2025年にプレス発表されました)。これにより、「究極のパワー半導体材料」というダイヤモンドの特性を存分に活かした新しいデバイスの開発が進むことが期待されています。

研究の方向性と社会貢献



本研究室の設立にあたり、Hondaと産総研は以下の2つの主要な研究方向性を掲げています。まず一つは、従来のSiC(炭化ケイ素)の性能を超える、モビリティ向けのダイヤモンドパワーデバイスの開発です。また、デジタル化社会に適応した次世代の電子デバイスの開発にも力を入れています。これにより、社会における電力消費の削減へ貢献することを目指しています。

オープンイノベーションの拠点として



さらに、研究室の設立は国内全体でのダイヤモンド半導体活用に向けたアイデアの集結拠点としても機能します。産総研とHonda R&Dの連携が、他の関連機関とのオープンイノベーションを促進し、新たな技術革新を生むことが期待されています。産総研は、ダイヤモンド半導体の研究実績を活かしながら、社会課題に対する解決策を提供するためのプラットフォームを提供していく考えです。

最後に



産総研グループは、特にパワーデバイス分野での豊富な研究実績を活かし、Honda R&Dは革新を目指して、ダイヤモンド半導体の研究を推進します。これにより、次世代のモビリティを支える新しい技術を開発し、持続可能な社会に寄与していくことを期待しています。両者の連携によって、私たちの生活がどう変わっていくのか、大いに注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社AIST Solutions
住所
東京都港区西新橋1-1-1日比谷フォートタワー 6F
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