近畿大学九州短期大学附属幼稚園の運動会の様子
2025年10月7日、福岡県飯塚市にある近畿大学九州短期大学附属幼稚園が、令和7年度の運動会を開催しました。この運動会は、園児たちが長い間楽しみにしていた大きなイベントで、保護者や家族を含む約600人が参加しました。運動会は、子どもたちが元気に成長していく姿を見せる場であり、園の活動の一環として多くの期待が寄せられていました。
快適な環境での開催
運動会の会場は、飯塚市総合体育館のメインアリーナ。天候や気温に左右されることなく、広々とした環境で安心して開催されることができました。子どもたちは9月中旬からかけっこの練習を始め、運動会当日を心待ちにして取り組んできました。特に注目されたのは、6年ぶりに復活した全体遊戯です。コロナ禍で湘南した全体遊戯が再度盛り上がりを見せ、園児たち、教師、学生たちが一緒になって楽しみました。
年長組の挑戦
運動会の目玉は、年長組によるマーチングバンドのパフォーマンスです。彼らは4月から、スローガン「よく見る・よく聞く・よく考える」「みんなの気持ちを一つに」を掲げ、半年間にわたり入念に練習を重ねてきました。華やかな衣装を身にまとい、楽器隊に加えて色鮮やかなカラーガードも参加する中、園児たちは「うちゅうにムチュー」と「にじいろ」の2曲を披露しました。隊形を変えながら、観客を楽しませる演出が施されたこのパフォーマンスは、参加者全員の心に深く刻まれました。
魅力的なプログラム
当日は様々な競技や演目が行われ、園児たちの成長が感じられる瞬間がたくさんありました。はじめに入場行進と準備体操が行われた後、かけっこ「はじめてのよーいどん!」でスタート。同時に親子競技や遊戯も行われ、特に親子共演の「運びましょうハイよろこんで」などは参加者の笑顔が溢れるシーンでした。また、未就園児も「小さなお客様ようこそ」のプログラムで華を添えました。
閉会式では、全員が一体感を持って、「マスカット」の全体遊戯で締めくくり、最後に年長組のマーチングバンドの演奏が流れました。参加した全員が温かい拍手を送り、素晴らしい思い出となりました。
運動会の成功には、近畿大学九州短期大学保育科の1年生も大きく貢献しました。彼らは実習の一環として運営をサポートし、幼稚園の運営について学ぶ貴重な経験を得ることができました。このように、未来を担う子どもたちが成長を見せた運動会は、当園にとっても特別な一日でした。今後もこの伝統を受け継ぎ、さらに充実したイベントを目指していきたいと思います。
まとめ
近畿大学九州短期大学附属幼稚園の運動会は、子どもたちが自分を表現し、自信を持って成長する機会となりました。これからも、教育の現場で素晴らしい思い出を作るとともに、地域の人々とも共に成長していくことを願っています。今後の活動にもご期待ください。