日仏スタートアップ
2019-11-06 14:27:58
日仏スタートアップ協力の新たな一歩「SCC」の全貌とは
日仏スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジの概要
2019年から2021年にかけて、クオンタムリープ株式会社が共同議長を務める「日仏スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジ」(以下SCC)がスタートしました。このプロジェクトは、フランスと日本のスタートアップ発展を促進することを目的に、日仏経済交流委員会および笹川日仏財団と提携して設立されました。
プロジェクトの目的と背景
SCCの主な目的は、日仏のスタートアップ企業に新たな出会いの場を提供し、プロジェクトを通じて新しいムーブメントを創出することです。スタートアップ企業の現状を把握し、具体的な成功事例を共有することで、両国間でのイノベーションをさらに進める狙いがあります。
活動期間と重要施策
1. 2019年 - 1st Edition:
- スタートアップの現状を把握し、小さな成功事例を共有。
- 日仏のイノベーション文化の特性を理解し、解決策を分析。
2. 2020年 - 2nd Edition:
- 大企業と連携し、成功事例を増加させる。
- 各種機関と協力して、持続可能な環境を整備。
3. 2021年 - 3rd Edition:
- 好循環のパターンを確立し、持続可能なエコシステムを構築。
- 「日本におけるフランス年」として、日本での成果発表を行う。
今後の活動計画
SCCに参加しているフランスのスタートアップが日本やアジアへの事業展開を考える際には、クオンタムリープがサポートを行います。また、日本のスタートアップがフランスやEUでの展開を希望する場合は、地元のパートナーが支援を担当します。このように、日仏経済交流委員会は相互のファシリテーターとしての役割を担います。
今後は、スタートアップの具体的な支援を行い、進捗確認のためのイベントを年に2回、フランスまたは日本で開催する予定です。これにより、双方の活動の輪を広げ、さらなる機会を生み出すことを目指しています。
出井伸之氏の経歴
このプロジェクトの日本側共同議長を務める出井伸之氏は、1956年に早稲田大学を卒業後、ソニーに入社し、数々の要職を歴任。その後、クオンタムリープ株式会社を設立し、現役で大企業の変革支援やベンチャー企業の育成に取り組んでいます。出井氏は、豊富な経験を活かして日仏のスタートアップ支援に注力しています。
まとめ
SCCは、両国のスタートアップ企業が新しいビジネス環境を作り出し、イノベーションを促進するための重要な取り組みです。今後の展開から目が離せません。興味のある方は、クオンタムリープの公式ウェブサイトで最新情報をチェックしてください。
会社情報
- 会社名
-
クオンタムリープ株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂9-5-12パークサイドシックス502
- 電話番号
-
03-5785-3968