SI&CがStibo Systemsとのパートナーシップを締結
最近、株式会社SI&Cは、データ管理の先進企業であるStibo Systemsとの間で「ワン・グローバル・パートナー・プログラム」(OGPP)を締結いたしました。このパートナーシップは、企業におけるデータ活用の重要性が高まり続ける中で、両会社が協力して企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することを目的としています。
データの重要性とOGPP
現代の企業経営において、データは戦略的資源となっています。特に、マスターデータを正確かつ一貫性のある形で管理することが、経営の最適化に欠かせません。SI&Cは、Stibo Systemsのマスターデータ管理(MDM)ソリューションを通じて、企業が異なるデータドメイン—製品、顧客、サプライヤー、ロケーションなど—を統合的に管理できるよう支援します。
このソリューションにより、企業はデータの分断を解消し、一貫したデータガバナンスを構築することが可能です。具体的には、データドリブンなビジネスプロセスを実現し、意思決定の質を向上させることで、競争優位性を強化する役割を果たします。
パートナーシップの利点
このOGPP締結により、SI&CはStibo Systemsのグローバルなリソースやネットワークを活用し、マスターデータの整備からトランザクションデータ分析の高度化まで、幅広いMDMソリューションを提供できるようになります。特に、多国籍企業においては、多様な言語や地域に対応したデータ管理のニーズに柔軟に応えることが求められています。
さらに、両社は共催でセミナーを開催するなど、多角的な連携も計画しています。2025年03月12日には、SI&C、Stibo Systems、セールスフォース・ジャパンが共催するセミナー「企業の競争力を高めるデータ統合とマスターデータ管理の最適解」が予定されています。このセミナーでは、新たなデータ管理戦略やその実装方法について学ぶことができます。
SI&Cの概要
SI&Cは独立系のシステムインテグレータとして、業務アプリケーションやアプリケーション基盤の設計、開発、維持管理を中心に、総合的なITサービスを提供しています。新しいオフィスへの移転も進めており、より一層のサービス向上を目指します。
- - 企業名: 株式会社SI&C
- - 所在地: 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館24F
- - 代表者: 代表取締役社長 岩澤 俊典
Stibo Systemsについて
一方、Stibo Systemsは、データ透明性の実現に向けた信頼できるマスターデータ管理のプロバイダーです。1794年に設立されたデンマークのオーフスに本社を置き、特に日本法人は2016年に設立されました。OEMおよびクラウドベースのMDMソリューションを提供し、企業が必要とする正確なマスターデータを整備することで、情報に基づいた意思決定をサポートしています。
- - 企業名: Stibo Systems株式会社
- - 所在地: 東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント1F
- - 代表者: フォ・メイレングラック・イェッペ
結論
SI&CとStibo Systemsのパートナーシップは、企業のデータ活用に革命をもたらす可能性を秘めています。この連携により、デジタルトランスフォーメーションを加速し、より持続可能なビジネスの成長が期待されます。今後の展開が非常に楽しみです。