ヤサカ、CO2オフセット導入
2008-07-07 11:15:45

ホームセンター業界初!ヤサカがカーボンオフセット配達・営業を開始~環境配慮で快適な暮らしを支援~

ホームセンター業界のリーディングカンパニー、ヤサカが環境保護に貢献



東京都福生市に本社を置く株式会社ヤサカは、快適な住まいと暮らしをサポートするホームセンターとして知られています。この度、同社は業界に先駆けて、家具配達とリフォーム営業におけるCO2排出量をカーボンオフセットする取り組みを開始しました。これは、地球温暖化防止への積極的な姿勢を示す、画期的な試みと言えるでしょう。

CO2排出量削減に向けた具体的な取り組み



ヤサカは、家具配達車両5台とリフォーム営業車による年間約12万6千キロの走行から排出されるCO2、約36.1トンをカーボンオフセットします。繁忙期や天候による影響も考慮し、より安全な方策として50トン分のカーボンオフセットを購入。費用は全額ヤサカが負担し、「カーボンニュートラル家具配達」「カーボンニュートラルリフォーム営業」として展開されます。

この取り組みは、単なるCO2排出量の相殺にとどまりません。ヤサカは、同時に走行距離の短縮化にも取り組むことを表明。ホームページ上で毎月の走行距離を公開し、透明性と責任感を明確に示しています。具体的な数値目標を掲げ、着実な削減に向けた取り組みを継続していく姿勢は、企業の社会的責任を果たす姿勢として高く評価できます。

環境への配慮は企業理念の一部



ヤサカは、2007年にCOJ(カーボンオフセットジャパン)に加入して以来、環境問題への意識を高め、これまでも「カーボンオフセット付き電動アシスト自転車」や「カーボンオフセット付き扇風機」を発売するなど、積極的に環境保護に取り組んできました。今回のカーボンオフセット導入は、そうした取り組みの一環であり、同社の環境に対する真摯な姿勢を改めて示すものです。

カーボンオフセットの考え方



カーボンオフセットとは、温室効果ガス削減のために、どうしても排出してしまうCO2を、費用を支払うことで他者によるCO2削減プロジェクトに投資し、排出量を相殺するという考え方です。省エネなどの努力を最大限に行い、それでも排出されてしまうCO2を相殺することで、実質的にCO2排出量をゼロにすることを目指します。ヤサカの取り組みは、このカーボンオフセットの考え方に基づき、環境保護と事業運営の両立を目指すものです。

ヤサカの企業概要



1963年設立のヤサカは、東京都多摩地区を中心に、埼玉、千葉にも店舗を展開するホームセンターです。「住居関連商品のすべてを通じて地域社会に貢献する」をビジョンに、家具、インテリア、家庭雑貨など幅広い商品を扱うと共に、インターネット通販やリフォーム事業も展開しています。従業員数は社員90名、パート・アルバイト400名、2007年度の売上高は76億円に上ります。

まとめ



ヤサカのカーボンオフセット導入は、企業の社会的責任を果たす上での模範となる取り組みです。環境保護への取り組みを積極的に行いながら、事業成長を続けるヤサカの今後の動向に注目が集まります。この取り組みが、他の企業にも波及し、より持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社ヤサカ
住所
東京都福生市加美平2-8-1
電話番号
042-553-8001

トピックス(経済)

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