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バンダイ・BANDAI SPIRITSが進めるサステナビリティプロジェクト

バンダイ、さらにはその関連企業であるBANDAI SPIRITSが、新たに『未来・クリエイション』という名のサステナビリティプロジェクトを発足しました。このプロジェクトは、同社の企業スローガン「夢・クリエイション」に基づき、より持続可能な社会の実現を目指すものです。バンダイはこれまでも、ガシャポンのカプセルリサイクルやガンプラの再利用プロジェクトなどを推し進めてきましたが、今回は全社を挙げての取り組みとなります。

新たな取り組みの背景

事業部ごとの取り組みだけでなく、社員一人一人が日常業務の中でサステナビリティに対する意識を高めていくことが重要だと考えています。そのため、今回のプロジェクトでは、会社としての目標を「として掲げ、役員や社員、それぞれのレイヤーでの役割を明確にし、具体的な行動を促す形にしています。プロジェクトのビジュアルには、未来を考えるサステナブルなイメージを表現した緑色が採用されています。

3つの具体的な目標

プロジェクト『未来・クリエイション』には、次の3つの主要目標があります：
1. トイホビー事業拠点のCO2排出量を15%削減。
2. 安全で安心な商品やサービスの提供。
3. 未来を担う子どもたちに向けた教育と体験の価値の提供。

この目標達成に向け、社内の各層がそれぞれ自分たちの役割を果たすことが奨励されています。

主な新しい取り組み

グリーン電力の導入

特に、トイホビー事業拠点では、CO2排出量を15%削減するため、バンダイ本社にて2023年3月からグリーン電力の導入を開始しました。これにより、カーボンニュートラルを目指します。さらに、BANDAI SPIRITSのプラモデル生産工場、バンダイホビーセンターでは、グリーン電力と太陽光パネルの導入により、実質的なCO2排出がゼロを実現しています。

トーマス・エジソン特別展の開催

子どもたちの教育に関連する企画の一環として、2023年3月22日よりバンダイ本社2階でトーマス・エジソン特別展がオープンします。この展示では、公益財団法人バンダイコレクション財団が運営するエジソンミュージアムからの収蔵品を用い、蓄音器や白熱電球などを実際に使うことができる体験が提供されます。また、エジソンの生涯や名言も紹介され、訪問者が楽しく学べる空間を提供します。

キッザニア東京への出展

続いて、2023年3月28日からは、子どもたちのための職業体験施設「キッザニア東京」に「おもちゃ工場」というパビリオンが登場します。この場所では、ものづくりの面白さを伝えながら、環境を配慮した商品を実際に「つくる」体験を通じて、サステナビリティに対する意識を育んでもらうことが目的です。

アンバサダーの任命

プロジェクト『未来・クリエイション』の立ち上げにあたり、俳優の岡崎 紗絵さんがアンバサダーに任命されました。彼女は、バンダイの取組をレポートするプロジェクトムービーに出演し、社内の雰囲気や取り組み内容を分かりやすく伝える役割を果たします。彼女の活動を通じて、プロジェクトの魅力が広がることが期待されています。

まとめ

バンダイ・BANDAI SPIRITSの『未来・クリエイション』プロジェクトは、エンターテインメント業界のリーダーとして、サステナビリティに真剣に取り組む姿勢を示しています。新たな試みが次々と展開され、未来の子どもたちに向けた愛情と配慮を持った商品開発が進められることで、より良い社会が実現されることが期待されます。

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