いわての海の未来を守る！マリンツアー2025 in 久慈発表

いわての海の未来を守る取り組み

2025年の夏、岩手県久慈市で「いわてマリンツアー2025」が開催されます。このイベントは、地域の小学生に対して海の豊かさやその大切さを学ぶ貴重な機会として設定されています。主に海で育まれるサケやマス、ウニなどの水産資源をテーマに、実際の体験学習を交えたプログラムが用意されています。イベントの目的は、次世代に対する海の大切さを伝え、子どもたち自身が海を守るアクションを起こすことです。

イベントの概要

「いわてマリンツアー2025」は、一般社団法人海と日本プロジェクトin岩手が主催し、2025年の7月と8月に二つのセッションで実施されます。第1回は7月30日から31日、第2回は8月6日から7日に開催され、参加対象は岩手県在住の小学校5・6年生です。

各回の参加人数は24名で、応募者が多い場合は抽選で参加者が決定します。参加費は3,000円（税込）で、体験プログラムに必要な全ての費用が含まれています。イベントは、久慈市内および普代村内で行われ、集合場所はIBC岩手放送本社または久慈市文化会館アンバーホールです。

アクティビティ内容

プログラムには、養殖場見学や漁業体験、水族館の見学に加え、海に関する講座やシュノーケリングなど、多彩な内容が盛り込まれています。

- 1日目:

- 水族館訪問
- テーマに沿った講座
- 漁業体験（第1回: 刺し網、第2回: ウニのから剥き体験）
- 民泊での宿泊及び調理イベント

- 2日目:

- 海に関する講座
- シュノーケリング体験
- 学びを振り返るまとめ学習

未来のための海の教育

このプロジェクトは日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として進められており、小さな子どもたちに海を「自分ごと」として捉えさせることを目的としています。地球温暖化や藻場の減少といった現代の海の課題に対して、子どもたちがどのように関わり、行動を起こすことができるのかを考える機会があります。

参加方法と募集の詳細

申し込みは、指定のウェブサイトから行うことができ、個人情報と旅行条件書を確認する必要があります。申込締切は7月14日であり、選ばれた参加者にはメールで当選通知が送付されます。参加者が決定すると、事前に必要な情報とともに振込先も通知されます。

この海の体験学習を通じて、参加する子どもたちが自身の未来を考え、次世代へと海の大切さを引き継ぐ機会を得ることが期待されます。岩手の海とその豊かさを守る活動に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。