住友商事AR広告始動
2009-11-16 17:57:28
住友商事、AR連動新聞広告で革新的表現!日本経済新聞で展開
住友商事、AR技術で新聞広告に革命!
総合商社である住友商事株式会社が、11月16日付の日本経済新聞朝刊に掲載されたAR(拡張現実)連動型新聞広告が話題を呼んでいます。その名も「情熱、コツコツ。」キャンペーン。新聞広告、AR、そして特設Webサイトを連携させた、これまでにない革新的な広告展開が注目を集めています。
ARで地球が目の前に!
この広告の最大の特徴は、新聞広告に掲載されたマーカーを、パソコンのWebカメラにかざすと、3Dグラフィックで表現された地球が画面上に現れる点です。この地球には、住友商事が世界各地で展開する事業拠点がマッピングされ、各拠点の詳細情報にアクセスできるようになっています。まるで地球儀を手に取って、事業内容を自由に探求できるような、インタラクティブな体験を提供しています。
多彩な情報が手に取るように
ユーザーは、地球を自由に回転させながら、各拠点をクリックすることで、動画や現地スタッフからのメッセージなど、詳細な事業内容を確認できます。単なる静止画の広告とは異なり、動画や3Dモデルなどを活用することで、より深く、よりダイナミックに、住友商事の世界観を理解することが可能です。この技術によって、従来の紙媒体の広告では表現しきれなかった情報を、効果的に伝えられる点が大きな魅力となっています。
拡張現実(AR)技術の可能性
今回の広告で使用されているAR技術は、カメラにかざした特定の図形パターン(マーカー)を認識し、それに紐づいた情報を表示するというものです。スマートフォンアプリなどで広く用いられているGPSとコンパスを用いた位置情報サービスとは異なる技術が用いられており、新聞広告という紙媒体とデジタル技術の融合が、新たな広告表現の可能性を示唆しています。
「情熱EARTH」スペシャルサイト
このAR広告と連動する特設サイト「情熱EARTH」も注目すべき点です。サイトでは、AR体験に必要な手順が分かりやすく解説されており、初めてAR技術に触れるユーザーでも容易に利用できます。また、サイト自体にも、住友商事の事業内容に関する様々な情報が掲載されており、広告とサイトを連携させることで、より効果的な情報発信を実現しています。
技術仕様とアクセス方法
このAR体験を楽しむためには、パソコンとWebカメラ、そしてFlashPlayerなどの特定のソフトウェアが必要です。詳しいシステム要件は住友商事のウェブサイトで確認できます。日本経済新聞の広告に掲載されているURLにアクセスすることで、このAR体験を始めることができます。
住友商事の挑戦
住友商事は、今回のAR連動型新聞広告を通じて、従来の広告手法にとらわれない、新たな情報発信方法に挑戦しています。この取り組みは、企業がデジタル技術を活用したマーケティング戦略を展開していく上で、重要な一例となるでしょう。今後、どのような企業が、どのような形でこの技術を取り入れていくのか、注目が集まります。
未来の広告のかたち
今回の住友商事の取り組みは、単なる広告キャンペーンの枠を超え、広告業界全体に大きなインパクトを与えています。紙媒体とデジタル技術を融合させたこの試みは、これからの広告表現のあり方、ひいては企業と消費者のコミュニケーションの在り方を変えていく可能性を秘めていると言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
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住友商事株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町2-3-2大手町プレイス イーストタワー
- 電話番号
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03-6285-5000