猫ちゃんと幸せに共存するための知識を深めるセミナー動画が公開中
秋の特別イベント「にゃんダフル プティFestival」が2024年9月22日と23日に開催されました。保護猫カフェCatioと株式会社TIRAMISUが共同で行ったこのイベントで、猫ちゃんに関するセミナーが行われ、その様子がSUMIKA公式YouTubeチャンネルで公開されています。
セミナーでは猫の医療や健康、住環境についての知識が深められ、参加者が猫とのより良い関係を築くための素晴らしい機会となりました。
セミナーの内容
公開されている動画は二部構成で、第一部は清水満さんが猫と人間にとって快適な住環境づくりについて説明しています。清水さんは、イソップ童話「北風と太陽」を引用し、猫との接し方においても温かい心が大切であると強調しました。どんなに問題行動があっても、それは至って正常な行動であり、私たちが理解を深めることでより良い生活環境を作ることができるのです。
また、清水さんは玄関の脱走防止策や実生活での工夫事例も紹介し、視覚的な材料を持って、参加者に明確なイメージを持ってもらいました。
FIP治療の最新情報
第二部では、ユーミーどうぶつ病院院長の佐瀬興洋さんが、FIP(猫伝染性腹膜炎)治療に関する最新の情報を解説。FIPは早期発見と適切な治療により、90%のケースで経過が良好になる病気です。安全で安価な治療法が広まることが急務となっています。
佐瀬先生は「致死率100%」という現実を前に、正しい知識が必要であると訴えました。多くの飼い主がFIPに対する理解を深め、適切な病院選びも含めた知識を身につけることが、猫ちゃんを守る第一歩であると強調しました。
参加者のリアルな声
後半では、実際に愛猫がFIPを患った飼い主の体験談も交えられ、質疑応答の時間を設けて、参加者からの関心を寄せられていました。猫と飼い主、双方の関係を深めるための手法や心構えが話し合われ、多くの貴重な意見が出されました。
大切な家族との幸せな生活を目指して
清水さんと佐瀬先生のメッセージは共通して、猫ちゃんからのサインに気付くのは飼い主だけであるということです。私たち人間は言葉を交わしますが、猫とのコミュニケーションは観察から始まります。周囲の環境を整え、愛猫を理解することが、幸せな共存の秘訣といえるでしょう。
SUMIKAでは今後もこのようなセミナーを続けていく方針であり、猫との暮らしをより豊かにするための情報提供を行っていきます。
動画視聴リンク
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