エクスペリサス株式会社は、最近実施した資金調達により、2億5,598万円を手に入れました。これにより、同社の資金調達の総額は、シリーズAファイナンスとして3億2,698万円に達しました。今後もエクステンションラウンドを追加的に行う予定です。
資金調達の背景
エクスペリサスは、「旅・体験の高付加価値化を通じて、世界中に日本のファンを創出する」というビジョンの下、数多くの魅力的な旅行体験を開発し、世界各国の市場に供給しています。今回の資金調達は、今後の事業拡大に向けた重要なステップとなり、海外マーケティングや人材、ITへの投資を促進し、さらなる競争力の強化を図っていく考えです。
投資家の期待
今回の投資には複数の企業が参加しており、エクスペリサスが提供する高付加価値な旅体験に対する期待が寄せられています。例えば、ゼンリンデータコムの清水社長は、同社の地図データとエクスペリサスのサービスを組み合わせた新たな取り組みに期待を寄せています。また、ディライトワークスの庄司社長は、「日本の感動体験を世界へ」というコンセプトに共鳴し、エクスペリサスの提供する五ツ星の体験の創出に賛同して今回の出資を決定しました。
地域経済の活性化に貢献したいという思いから、ちゅうぎんキャピタルパートナーズの石元取締役も出資に踏み切りました。彼は、地域の隠れた魅力を発見するパートナーとして、エクスペリサスに期待を寄せています。そして、鎌倉投信の古場氏も、エクスペリサスの独自のアセットと実行力が今後のインバウンド市場において重要な役割を果たすと考え、投資を行いました。
エクスペリサスの設立背景
エクスペリサスは2017年に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。同社は高付加価値体験の開発や販売を行い、BtoG事業やBtoB事業、さらには富裕層向けと海外向けの国内販売事業にも取り組んでいます。旅行業としては東京都知事から登録を受けており、様々な観光協会にも所属しています。こうした背景から、エクスペリサスは今後の旅行産業において大きな役割を果たすことが期待されているのです。
まとめ
エクスペリサスの資金調達は、今後の事業展開に向けた基盤を強化する重要な一手となりました。高付加価値な旅体験の提供を通じて、日本の魅力を世界に伝えることが期待される同社。今後の成長に目が離せません。