仙台で木の魅力を体感するイベント「WOOD DESIGN EXPERIENCE」開催

仙台で開催される「WOOD DESIGN EXPERIENCE」

2025年5月23日（金）と24日（土）、宮城県仙台市の「AER仙台アトリウム」にて、一般社団法人日本ウッドデザイン協会（JWDA）の主催により「WOOD DESIGN EXPERIENCE」が開催されます。このイベントは、持続可能な社会を実現するための木材の利用方法や、その魅力を市民に直接体験してもらう絶好の機会となります。

木材資源の活用とその意義

日本は面積の約7割を森林が占めている森林大国ですが、近年では人工林の多くが伐採期を迎えています。その中で、スギやヒノキのような針葉樹は特に重要な部分を占めており、それらの木材の利用促進が求められています。イベントでは、こうした木材の利用が花粉症対策や環境保護、自然災害への備えとして重要であることを伝える活動が行われます。

イベントの内容

「暮らしの空間ゾーン」

ここでは、ウッドデザイン賞を受賞した商品や木製の家具が多数展示されます。木製品に囲まれた暮らしのデザインを体感し、どのように木材を生活に取り入れることができるかのヒントを得られます。

「木を知る・感じるゾーン」

このゾーンでは、木に実際に触ることができる特別コーナーや、木製のおもちゃが設置され、参加者は木の香りや感触を楽しむことができます。木材に触れることで、その自然の美しさや温もりを実感することができます。

「杉の活用事例ゾーン」

宮城県の優れた木造住宅や杉材を活用した最新の建築例がパネル展示されます。参加者は、地域の木材の利用状況や事例について知識を深めることができます。

特別セミナーとワークショップ

セミナー「木の家に住むということ」

23日には、木材の家のメリットを知るための特別セミナーが行われます。木を使った住環境の長所やデザイン性を活かした建築の魅力を詳しく解説し、参加者は深い理解を得ることができます。

ワークショップ

24日には、南三陸スギを使ったものづくりのワークショップが開催されます。このアクティビティでは、参加者がペン立てを作ることができ、完成した作品は持ち帰ることができます。誰でも参加可能で、小さなお子様でも気軽に楽しむことができる内容です。

参加方法と詳細

「WOOD DESIGN EXPERIENCE」への参加は、事前登録が必要です。公式サイトからお申し込みが可能で、当日も直接会場に訪れることができます。また、ウェビナーにてオンライン参加も可能です。

一般社団法人日本ウッドデザイン協会は、木を活用して社会的課題の解決を目指しています。木材利用を通じて、地域の活性化や持続可能な社会を実現するための活動を展開中です。このイベントに足を運んで、木材利用の重要性や木の持つ魅力を深く体感してください。