「ゆっくりビアグラス」誕生
2024-07-16 11:30:42

“飲みづらい”グラスで適正飲酒!ヤッホーブルーイングが開発した「ゆっくりビアグラス」とは?

「よなよなエール」などのクラフトビールを製造・販売する株式会社ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は、ビールが少しずつしか流れてこない“飲みづらい”グラス「ゆっくりビアグラス」を開発しました。

ビールの飲酒量が増える夏本番を目前に、「ゆっくりビアグラス」を通じて、“お酒をゆっくり飲む”という飲み方を提案していきます。7月16日(火)から公式通販サイト「よなよなの里」で限定10個を抽選販売します。また、公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」では7月16日(火)から、東京都中野区のビアバー「麦酒大学」では7月28日(日)から「ゆっくりビアグラス」を期間限定で提供を開始します。

「ゆっくりビアグラス」は、くびれ部分によって流れ出るビールの量が制限されるのでゆっくりと飲むことができます。砂が流れ落ちることで時を刻む「砂時計」がモチーフ。試作段階では、くびれ部分をミリ単位で調整した6種類の試作グラスで飲み比べを行い、香り・味わいはもちろんのこと「理想の飲みづらさ」を追求しました。上部はワイングラスのように湾曲した構造のため、ビールの香りを楽しむことが可能です。350ml缶1本分を注ぐことができます。

実際に「ゆっくりビアグラス」を体験していただいた16名に「飲みづらさ」について聞いたところ、93.8%にあたる15名が「飲みづらい」と回答しました。飲みづらいという感想以外にも以下の様々な感想をいただきました。

>「いつもは飲み込む感じがしたけど、口の中での滞留時間が長かった。味がいつもよりする気がした。(女性)」
>「自分はお酒に強くない。ゆっくり飲んだから、アルコールが回るのが遅かった。この飲む速度が適正なのかもしれない。(男性)」
>「ずっとちょびちょび飲めるから飲み過ぎなくていい。少量で満足感を得られる。(女性)」
>「今日、お酒セーブしたいときにちょうどいい。入ってくる量はちょうど良かった。(男性)」

開発の背景には、2024年2月に厚生労働省から公表された「飲酒ガイドライン」への関心の高まりがあります。ヤッホーブルーイングは、企業として適正飲酒に取り組むことを大前提に、楽しくカジュアルに適正飲酒を実現できないかと模索。そこで着目したのが「お酒をゆっくり飲む」ということで、“飲みづらい”グラスを開発することで、“ゆっくり飲む”ことをユーモラスに啓発することができるのではないかと考えました。

ヤッホーブルーイングは、企業ミッションに「ビールに味を!人生に幸せを!」、価値観の1つに「顧客は友人」を掲げており、ビールを購入してくださるファンの皆さまの健康とささやかな幸せを願い日々活動しています。また、事業ドメインを「ビールを中心としたエンターテイメント事業」と定義して、ビールの味だけでなくビールを通じた楽しさも含めてファンの皆さまに喜んでいただくことを目指しています。

「ゆっくりビアグラス」を通じて、ビールファンのみなさまには、ゆっくり飲むことで飲酒ライフを末永くお楽しみいただけることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社ヤッホーブルーイング
住所
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
電話番号
050-3358-5656

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