塾業界の未来を見据えた新しい学びの提案
2020年の教育改革が進む中、一般的にお馴染みの教育スタイルから大きく変化しつつあります。これまでのように一方的に知識を教え込む方法に代わり、子どもたちが自ら考え、自ら学ぶ力を養うことが求められています。この変化は、特に塾業界において重要な意味を持つと言えるでしょう。
はっきりとしたことは、単に高得点を取るための授業が今後さらに価値を持たなくなるということです。「ポスト受験」時代が到来する中、今後の教育指導者には新たなアプローチが必要です。その一環として、2023年5月には東京と大阪で、教育研究機関であるジェイシー教育研究所が主催するセミナーが開催されます。このセミナーでは、探究型学習プログラム「サス学」とその導入方法について詳しく学べる機会が設けられます。
「サス学」は何なのか?
「サス学」とは、社会で起こる様々な出来事を個々の体験と捉え、持続可能な未来の実現に向けて必要な価値観や知恵を育む探究型アクティブラーニングの手法です。この手法は、子どもたちが実際の課題に対して自分の意見や解決策を考え、それを発表することを通じてスキルを向上させることに繋がります。また、サス学は三井物産株式会社の登録商標であり、教育分野においてそのユニークな位置付けが確立されています。
セミナーの詳細
このセミナーは、以下の日程で行われます:
- - 東京会場:5月17日(金)13:30~15:00、アットビジネスセンター東京駅406号室
- - 大阪会場:5月24日(金)13:30~15:00、キャリア・ステーション大阪駅前本校
参加費はどちらの会場も無料ですので、興味のある方はぜひ参加を検討してください。セミナーの内容には、今後の社会で求められる学びの方向性や「サス学」の具体的な実践事例が含まれています。特に大阪会場では、SGXを活用した導入塾の例も紹介されるとのことです。
お申し込み方法
セミナーへの参加は、若干の制限があることが予想されますので、早めの申し込みをお勧めします。詳しい情報や申し込みについては、公式ウェブサイトを参照してください。
まとめ
このセミナーは「ポスト受験」時代を迎える上での重要な第一歩です。教育のあり方が変わる中、塾業界における新たな挑戦として「サス学」の導入を目指す姿勢は、未来の教育を見据えた健康的な選択であると言えるでしょう。講演の内容を通じて、自校のカリキュラムにどう取り入れられるかをぜひ考えてみてはいかがでしょうか。