新卒社員の経済的負担を軽減する新たな制度
背景
現在、大学生や大学院生の奨学金受給率は高く、大学生の51.3%、博士課程の62.7%が奨学金を利用しています。また、過去数十年で学費は急激に上昇し、国立大学の入学費は309%、授業料は823%も増加しました。それに対して、大卒初任給は124%、平均年収は112%という微増にとどまっています。このような状況の中で、奨学金返済の滞納者が増加しており、社会問題として深刻化しています。
返済が滞ると、クレジットカードの利用制限や住宅ローンが組めなくなるリスクがあり、最悪の場合、自己破産に至ることもあります。実際に、当社の若手社員の多くも奨学金を利用しており、今後の職務に悪影響を及ぼす恐れがあります。そこで、彼らの不安を軽減し、集中して業務に取り組める環境を整えることが急務と判断しました。
新制度の概要
設定された制度名
今回は「奨学金返済支援制度」を新たに設立しました。この制度の対象者は、2018年4月1日以降に新卒として採用された社員で、奨学金の返済義務を負っている方々です。
支援内容
具体的には、奨学金の毎月の返済額に応じて、毎月3万円を給与に上乗せする支援金を支給します。この支援は返済開始日から5年間を上限として行われます。これにより、社員は経済的な負担を軽減し、安心して業務に集中できるようになります。
目的
この制度の目指すところは、職場環境の向上と社員のモチベーションの向上です。新卒社員が奨学金の返済を気にせず、キャリアを形成できる環境をつくることで、会社全体の成長にも寄与したいと考えています。
会社概要
この制度を導入する株式会社情報戦略テクノロジーは、2009年に設立され、情報戦略や情報技術に関するコンサルティングおよびシステムインテグレーション事業を行っています。代表取締役は高井淳氏で、所在地は東京都渋谷区となっています。公式サイトは
こちらです。
お問い合わせ
本制度に関するお問い合わせは、広報課の稲葉までご連絡ください。電話は03-5468-6670、メールは
[email protected]で受け付けています。様々な声をお待ちしております。
この新たな制度が社員の経済的負担を軽減し、今後のキャリア形成に向けて大きな手助けとなることを期待しています。