イオン スカラシップ、マレーシアの大学との新たな義務
2025年12月4日、マレーシアのシャーアラムで、イオンワンパーセントクラブがマレーシアの2つの著名な大学、マラヤ大学とマレーシア国民大学との間で奨学金制度「イオン スカラシップ」のための覚書(MOU)を締結しました。この取り組みは、イオンがこれまでに展開してきた奨学金制度の一環として、新たにマレーシアの学生にもその恩恵を届けるものです。
イオン スカラシップの目的
イオン スカラシップは、日本とアジア各国との友好と理解を深めるため、2006年から始まった制度で、これまでにインドネシアやカンボジア、タイ、中国、ベトナム、ミャンマーなど、6つの国から約1万人の留学生や大学生に奨学金を提供してきました。この度、マレーシアのマラヤ大学とマレーシア国民大学を対象に、24名の奨学生が選出され、その認定証が授与されました。
事業の進捗と式典の様子
午後10時に始まった授与式では、主催者や来賓による挨拶が行われ、その後MOUの署名と交換が行われました。招待された在マレーシア日本国大使館の二瓶大輔公使は、奨学生たちに向けて、両国の友好関係に寄与することへの期待を述べ、彼らの活動を後押しする意義を強調しました。
式典では、奨学生の代表として2名が「私の夢」というテーマでスピーチを行い、自らのビジョンや目標を語りました。この瞬間は、彼らの成長や日本とマレーシアの関係において重要なターニングポイントとなるでしょう。
さらに広がるイオングループの活動
1990年に設立された公益財団法人イオンワンパーセントクラブは、顧客を原点とし、地域社会への貢献を目指して活動しています。近年、同クラブはお客様がイオングループを利用して生まれた利益の1%を使い、「子どもたちの育成」や「友好親善」などに寄与しています。このように、イオンスカラシップも単なる奨学金制度ではなく、地域の発展や国際的な交流を通して、さらなる社会的責任を果たす一助となるでしょう。
結論
新たにマレーシアの大学と締結された奨学金制度「イオン スカラシップ」は、学生たちが未来を切り開くための重要なステップと期待されています。今後、彼らがどのように日本と母国の架け橋となり、その活躍を広げていくのか、多くの人々が注目しています。皆さんも、彼らの活動を応援していきましょう。