『COOL MOVE TOKYO』
2025-07-10 17:32:46

猛暑対策の新たな試み!東京で始まる『COOL MOVE TOKYO』プロジェクト

東京の猛暑対策『COOL MOVE TOKYO』始動



東京都で猛暑を乗り切るための新たな取り組み、『COOL MOVE TOKYO』が2025年7月10日よりスタートします。このプロジェクトは、首都圏の9つの鉄道事業者、高度な技術を持つTIS株式会社が中心となって推進するイノベーションクラスター「TRIP」、そして傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(NIG)が共に取り組むものです。目的は、猛暑日の外出を安全で快適にし、気候変動に適応した都市の実現です。

日傘シェアリングサービス「アイカサmini」の導入



この取り組みの一環として、国内初となる「日傘シェアリング」サービスが導入されます。晴雨兼用の折りたたみ傘『アイカサmini』が、山手線全駅を含む東京都内の主要駅およそ150か所に設置され、合計で3,000本が展開されます。これにより、熱中症リスクの軽減が期待されます。

深刻化する熱中症の問題



近年、東京都では夏の猛暑日が増加しており、特に外出時の熱中症リスクが深刻な問題になっています。2024年には年間の真夏日が82日を記録し、熱中症による救急搬送件数も増加しています。このような状況を踏まえ、熱中症対策が社会全体で必要な課題となっているのです。

『COOL MOVE TOKYO』の目的と期待



『COOL MOVE TOKYO』は、熱中症を防ぐための安心・安全な移動手段を提供し、持続可能なまちづくりを進めることを目指しています。鉄道事業者との連携により、通勤や買い物など日常生活の利便性を高めつつ、健康被害の軽減を図っていくのです。特に日傘の利用は、暑さの指数を1~3℃下げる効果があるとされており、熱中症の予防に有効です。

経済的波及効果にも期待



また、このプロジェクトは経済活動にも好影響を与えることが期待されています。鉄道、自治体、民間企業が連携して導入を進めることで、外出控えに伴う機会損失の低減や都市経済の活性化にもつながります。

日傘『アイカサ mini』の特徴



『アイカサ mini』は「晴れも雨の日も、自由自在」をコンセプトにした軽量でコンパクトな折りたたみ傘です。その重さは約250gで、紫外線の遮蔽率が99.9%以上、遮光率が99.99%以上の高性能生地が使用されています。これにより、利用者を夏の強い日差しから守ることができます。

傘のシェアリングサービス『アイカサ』とは



『アイカサ』は、2018年にサービスを開始した日本初の傘シェアリングサービスで、駅や街中で簡単に借りて返却できる仕組みを提供します。環境への配慮から使い捨て傘を減らすことを目指しており、すでに75万人以上のユーザーがアプリに登録しています。

イノベーションクラスター「TRIP」とは



TISと鉄道事業者が手を組み、スタートアップ支援を通じて新たなイノベーションを目指す「TRIP」は、ウェルビーイングや気候変動対策をテーマにしたプロジェクトを推進中です。多様な企業がこのクラスターに参画することで、地域の課題解決につながることが期待されています。

まとめ



『COOL MOVE TOKYO』の立ち上げは、東京の暑い夏を快適に過ごすための革新的な試みです。鉄道や日傘のシェアリングを通じて、熱中症対策を強化し、持続可能な都市づくりを促進するこのプロジェクトは、注目すべきプロジェクトです。今後の展開に期待し、快適な東京を目指しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社Nature Innovation Group
住所
東京都新宿区新宿1-26-9ビリーヴ新宿8F
電話番号
050-1807-0811

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