クリアルグループが上海企業から日本のアセットマネジメント事業を受託

クリアルグループ、海外企業とパートナーシップを強化

2023年11月、東京を拠点に活動するクリアル株式会社（以下「当社」）が、上海に本社を置くグローバル企業から、日本国内におけるアセットマネジメント業務を正式に受託した。この業務は、神奈川県足柄下郡箱根に所在する宿泊施設に関連しており、CREAL ASIAという当社の子会社が推進する。

クリアルのグローバル展開

CREAL ASIAは、シンガポールに拠点を持ち、海外の著名な富裕層や機関投資家を対象に、スムーズな不動産投資のワンストップサービスを提供する。今回の受託は、海外の投資家に対し優れた日本の不動産投資機会へのアクセスを実現するための重要な一歩と位置付けられている。

関心が高まる日本の不動産市場

現在、歴史的な円安とインバウンド需要の復調が影響し、海外の投資家は日本の宿泊施設に対する興味を急激に増している。しかし、言語や商習慣、法規制の違いが参入障壁となり、チャンスを逃すケースが依然として多い。

このような背景から、クリアルグループは、海外投資家が抱えるこれらの課題に対し、良質な投資案件の提供から、複雑な投資ストラクチャーの構築、アセットマネジメント、出口戦略に至るまで、ワンストップでサービスを展開している。

セミナーやサポートも展開予定

当社では、今後も日本の不動産市場を海外の投資家にアピールするため、様々なセミナーや情報提供活動を強化する考えだ。具体的には、投資家のニーズに応じてカスタマイズされた資料を作成し、実際に不動産を見るツアーの実施など、現地での理解を深めるためのサポートを行っていく。

記録的なビジネスチャンス

また、CREAL ASIAは2023年11月10日に設立されたばかりであり、この新たな業務は、海外の投資家と日本の不動産市場との架け橋となることが期待される。クリアルグループは、このプロジェクトを通じて得た知見を活かし、今後さらなるビジネスチャンスの創出を目指している。

クリアルグループの使命

「不動産投資を変え、社会を変える。」というミッションのもと、クリアルは、顧客のニーズに応じた三つのサービスを展開している。インターネットを通じて少額から不動産投資が可能な「CREAL」、「CREAL PB」による中長期的な資産形成と、機関投資家向けのハイエンドな資産運用サービス「CREAL PRO」がある。

特に「CREAL」は、クラウドファンディングの技術を利用し、投資家に多様な不動産への投資機会を提供している。こうした各サービスは、個人や機関にとって有意義な投資体験を提供し、さらなる成長を促進する。