「モリキャラ×LABO」新たな教育プログラムが誕生
都市緑化推進を手がける東邦レオ株式会社が、「モリキャラ×LABO」という新しい教育プログラムを2025年夏に東京都九段ハウスで開始します。このプログラムは、木とのふれあいを通じて子どもたちの創造力を引き出し、自然への愛着を深めることを目的としています。特に、2013年夏に行われた「WONDER NATURE LABO」は、親子100組以上の参加をいただき、多くの好評を得ました。
地域と連携した学びの場
東邦レオは、持続可能な開発のための教育(ESD)を企業活動の中心に据え、地域社会との連携を深めています。2023年には、群馬県前橋市で東京大学と協力し、最新のテクノロジーを活用したプログラムを展開。その結果、多くの子どもたちが自然観察の楽しさを体感し、生で学ぶことの重要性を実感しています。
プログラムの詳細
「モリキャラ×LABO」は、2025年8月1日から3日、22日から23日の全5日間にわたって行われる予定です。対象は小学1年生から3年生で、全定員に達した場合は事前審査が必要です。参加費用は、全5日間のランチ分として1名5000円が求められます。
プログラムの内容は、初日には「こども樹木医」として木の健康を診断し、2日目には庭師の仕事を経験、3日目には自分のオリジナルキャラクターを木を使って作成します。これらの活動を通じて、自然との関わり合いを深める機会を提供されます。
最終日には認定証の授与
プログラムの最終日には、参加者がそれぞれ制作したキャラクターの発表会と認定式が行われ、全5日間に参加した子どもたちには「こども緑の名人証」が授与されます。また、保護者も参加できる「みどりの共育サポーター証」も用意され、親子での参加が促されます。
チームが支える充実したプログラム
本プログラムでは、庭師の猪鼻一帆氏や樹木医の田中克奉氏と池田菜王子氏が協力し、東京大学の栗田佳代子教授が教育的側面をサポートします。これにより、専門家との直接のふれあいを通じて、子どもたちはより深い学びを得られます。また、プログラムの効果を研究するために、参加者と保護者の間での学習効果の調査も実施されます。
繋がるコミュニティと未来への架け橋
東邦レオは、地域の資源を活用し、自然との向き合い方を再考することによって、持続可能な未来を育てることを目指しています。「モリキャラ×LABO」は、その一環として新しい教育の形を提供し、次世代のリーダーたちを自らの手で育てていくコミュニティの創出を実現しようとしています。
このプログラムに関する詳細や申し込みは、東邦レオの公式サイトを通じて確認できます。末永く続く学びの森を共に育んでいきましょう。