全国の健康経営企業と治療院をつなぐ新プロジェクトが始動

日本初の「福利厚生ヘルスケアポータルサイト」のクラウドファンディングが2025年1月1日より開始されます。このプロジェクトは、全国の健康経営を推進する企業と、鍼灸・マッサージ・柔道整復施術を提供する治療院をマッチングすることを目的としています。運営は、治療院のポータルサイトを手掛けるユーキサイエンス株式会社と、法人向け経営コンサルティングを行うベネフィットケア株式会社が共同で行います。

データによると、健康経営に取り組む多くの法人は、従業員が日常業務を行う中で抱える不定愁訴に悩まされています。これらの症状は、頭痛や肩こり、腰痛、眼精疲労、さらにはストレス疾患など多岐にわたり、従業員の生産性を低下させる要因となっています。その結果、業務効率が悪化し、ミスが増えたり、欠勤が増加するなど、企業にとって無視できない顧客経営リスクとなっているのです。

しかし、今日の多くの企業はその問題を改善する具体的な手立てを講じていません。ここで新たな解決策として提供されるのが、伝統的な日本の手技医療である鍼灸やマッサージの導入です。企業が従業員に対して施術費用を一部補助することで、従業員の健康維持をサポートし、企業全体の生産性を向上させることが期待されます。

このプロジェクトを通じて、次の5つのメリットがもたらされることが考えられています。
1. 勤労者世代において手技療法（特に鍼灸）の認知度を高める。
2. 法人の補助により、治療院を利用する患者数が増加する。
3. プレゼンティーズムの改善により、健康経営企業全体の生産性向上を実現。
4. プレゼンティーズムの予防が進むことで、医療保険の支出が減少。
5. 医療保険支出の抑制によって、健康経営法人の財務的健康を向上させる。

こうした取り組みを通じて、治療院市場に新たな法人市場が創出されると同時に、鍼灸・マッサージ・柔道整復の社会的意義を広く認識してもらうことができます。2025年2月の正式オープンに向け、治療院の加盟も進められています。また、クラウドファンディングの参加者に向けて、ポータルサイト掲載料の割引特典も用意されています。

このプロジェクトに興味のある治療院の方は、ぜひサイトへエントリーしてください。従業員が健康的に働ける環境を創出することで、企業の持続的な成長が期待されます。

プロジェクトの詳細は、こちらからご覧ください。