壱岐島の新しい魅力、BONE-BONE FISH SOAP
長崎県壱岐島から登場したユニークなデザイン石けん、「BONE-BONE FISH SOAP」が、アメリカ・ニューヨークのブルックリンで開催される『LOVE JAPAN Vol.4』というPOP UPイベントで注目を集めています。このイベントは日本のクラフト文化を紹介するもので、11月から12月にかけて行われており、BONE-BONE FISH SOAPは「日本から来たおさかな石けん」として展示されています。
独自の構造とデザイン
BONE-BONE FISH SOAPの特筆すべき点は、その内部構造です。この石けんは、魚の骨を模した「骨型の芯」が内部に埋め込まれており、手作り石けん特有の「溶けやすさ」という問題を見事に解決しています。このユニークなデザインにより、石けんは最後の一片まで形を保ちながら美しく維持され、使用することができます。
また、この石けんの形状は、壱岐島の豊かな海に生息する様々な魚たちをモチーフにしており、透明感のある色合いが魅力的です。まるで島の自然や文化を日常の中に感じられるかのような製品となっています。
壱岐島の自然と知恵が詰まった石けん
BONE-BONE FISH SOAP は、使用後に吊り下げておくことで水分を素早く排出し、石けんの寿命を延ばすという非常に合理的な仕組みを取り入れています。さらに中心部の骨型芯が内部を支え、崩れにくい形状を保つことで、最後の一片まで無駄なく使えるのです。このような手法は、壱岐島の自然から得たインスピレーションの結晶と言えます。
ブルックリンでの展示
『LOVE JAPAN Vol.4』での紹介は、日本のクラフト文化がどのように海外で受け入れられるかを示す重要な事例でもあります。壱岐島の小さな工房で丁寧に作られたこの石けんが、世界的なデザイン都市であるブルックリンで評価されることは、地方発のクラフトが新たな可能性を拓く証となっています。観客たちは、他にはないデザインの石けんに対して興味津々で、来場者の反応も非常に良好です。
ACB工房について
このBONE-BONE FISH SOAPを手がけるのは、長崎県壱岐市に根ざすACB工房です。ACB工房は、島の自然や文化を感じさせるデザインの手づくり石けんを心を込めて製作しています。彼らのコンセプトは、「島の風景を、毎日の暮らしの中で使えるデザインへ」としており、すべての石けんは手作業で仕上げられています。工房の公式サイトやInstagramで作品の詳細や新作情報がフォロー可能です。
壱岐島の魅力を詰め込んだBONE-BONE FISH SOAP。これからも世界中で新たなストーリーを生み出すことでしょう。