メンパクとドローン技術
2019-07-25 16:00:23

定額制マンション修繕サービス『メンパク』がドローン技術と連携、『建物診断』の新時代を築く

定額制マンション修繕サービス『メンパク』の新たな展開



日本初の定額制マンション修繕サービス『メンパク』は、株式会社ドローン・フロンティアと新たに業務提携を結び、ドローン技術を活用した建物診断に乗り出すことを発表しました。この提携により、メンパクが提供するマンション修繕の質と効率が飛躍的に向上することが期待されています。

業務提携の背景



近年、日本では賃貸住宅のメンテナンスに対する意識が欧米諸国に比べて遅れており、空き家の増加が深刻な社会問題となっています。これは、不動産オーナーが適切な維持管理計画を持たず、長期的な修繕計画を立てる体制が整っていないためです。メンパクは、定額制で長期間建物を維持するための修繕サービスを提供し、ドローン・フロンティアのドローン撮影技術を活用することで、より効果的な建物調査に繋げることを目指しています。

ドローンを活用した建物診断のメリット



ドローンを使用することで、従来必要だった熟練の職人による診断の技術が平準化され、効率よく、迅速な調査が可能となります。これにより、調査のために足場を設置する必要がなくなり、膨大なコスト削減が実現します。このように、メンパクが提供するサービスは、より魅力的なものとなります。

メンパクとは何か



『メンパク』は、月々定額のメンテナンス料金を支払うことで、外壁の補修や塗装、屋上やバルコニーの防水工事などを15年間継続的に提供するサービスです。このサービスは、賃料の3〜8%程度のメンテナンス料金で、建物全体の修繕計画を立案し、計画から修繕、そしてその後のメンテナンスまでを一貫して行うものです。すでに福岡県と山口県を中心に120棟以上の契約を結び、全国展開も始めています。

進化した建物診断



従来の建物診断では、職人の目視や打診などの経験則によるテクニックが求められました。しかし、職人の数が減少傾向にある現在、ドローンによる建物診断が新たな解決策として注目されています。0.1mm単位のひび割れやタイルの浮きなども、ドローン撮影によるAI解析で検出可能であり、従来のように高額な調査費用をかける必要がなくなります。また、この技術は大型建築物や橋梁にも適用されており、新しい診断の形を提供します。

企業情報



『メンパク』を提供する株式会社OWNERS CLUBは、2012年に設立され、福岡県北九州市に本社を置いています。また、ドローン技術を提供する株式会社ドローン・フロンティアは、東京都足立区にあり、2017年に設立されました。それぞれの企業が持つ強みを生かし、マンション修繕市場に革新をもたらすことが期待されています。

この業務提携によって、メンパクが新しい価値を提供し、建物管理の未来を切り開いていくことが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社OWNERS CLUB
住所
福岡県北九州市八幡西区熊西1-2-25
電話番号
093-647-1121

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。