クルクミンの可能性
2022-09-16 16:20:20

京都大学発のバイオベンチャーが目指す!高吸収率クルクミンの可能性と投資機会

京都大学発バイオベンチャー「セラバイオファーマ」の挑戦



近年、健康や美を意識した生活が広がる中、天然素材の持つ力を生かした医療の可能性が注目されています。その中でも「クルクミン」は、がんや生活習慣病、脳神経疾患といった様々な病気に対して効果が期待される成分として、多くの研究に取り上げられています。

そんな注目のクルクミンについて、特に技術力に定評のある京都大学発のバイオベンチャー"セラバイオファーマ"が新たな可能性を切り拓いています。

クルクミンとは?



クルクミンは、ウコンに含まれる天然成分で、普段は日本の家庭でも二日酔いの予防効果があると言われていますが、近年の研究では、抗がん作用や抗炎症作用、さらには神経保護効果に至るまで、その効果の幅が拡大しています。しかし、クルクミンの課題は、そのまま摂取しても体内への吸収率が低いため、効果を最大限に引き出すことができない点です。


セラバイオファーマの独自技術



セラバイオファーマは、その課題を克服するために独自の技術を開発しました。クルクミンを高吸収率で利用することで、体が必要とする効果をしっかりと得られるようにするというものです。この技術は、特許出願済みであり、同社の研究者たちは、クルクミンについて15年以上の研究経験を有しています。

また、同社は、京都大学を中心に国内外の研究機関と提携し、豊富な研究資源とネットワークを活用しています。この強力な基盤を背景に、新たな機能性素材や医薬品の研究開発を進めています。

クラウドファンディングによる資金調達



すでにセラバイオファーマは、2022年9月にクラウドファンディングプログラムを開始し、資金調達を行っています。このプロジェクトの目的は、さらなる研究開発を加速させ、得られた成果を社会に還元することです。募集期間は9月23日から27日までで、最大4,032万円を目指しています。

今後の展望



同社は、目標を国内市場から欧米市場へと拡大させ、新たな有効成分の発見にも積極的に取り組んでいます。これにより、加齢やストレス、肥満が原因となる慢性病の予防と健康的な老化を実現することを目指しています。

会社概要


セラバイオファーマは、神奈川県川崎市に本社を構え、機能性素材や医薬品の研究・開発に取り組んでいる会社です。設立は2016年で、代表は橋本正氏が務めます。
彼らの公式サイトでは、詳細な情報を見ることができ、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

URL: セラバイオファーマ公式サイト

今後もセラバイオファーマの取り組みから目が離せません。健康と医療の未来を変える大きな一歩を見逃さないよう、ぜひ注目してください。

会社情報

会社名
株式会社セラバイオファーマ
住所
神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1KSPイノベーションセンター東604
電話番号
044-322-0005

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