芸術体験を通じて子どもたちの可能性を広げる!
2024年9月21日、東京都足立区の西新井文化ホールで開催される舞台『ゾンビ・ザ・デベロップ~魔法少女都市~』。これは、一般社団法人ほしかぜが運営する「キッズパフォーマンス集団ほしかぜ」による、子どもたちによる本格的な舞台芸術の発表の場です。この公演は、2年に一度行われる特別なイベントであり、子どもたちが自らの表現力を大いに発揮する機会となっています。
共催イベント「こらぼシティ」
今回の公演は、「こらぼシティ」との共催で実施されます。このイベントは、足立区内のさまざまな地域から集まった子どもたちと大人たちが共に楽しむことを目的とし、「ワクワクが詰まった1日だけの町」を創り出すプロジェクトです。未来を担う子どもたちが「これやってみたい!」を実現するための場として、地域全体でサポートし合う重要な意味を持っています。
オリジナル作品と多様な表現方法
今年の演目は、完全オリジナル作品です。子どもたち自身がテーマを決定し、企画・制作が行われます。脚本と演出は代表のKAEDEが手掛け、登場人物たちも実際の子どもたちの個性や日常から着想を得た「あて書き」となっています。演技にとどまらず、歌やダンス、アクション、さらにはエアリアル(空中パフォーマンス)など、多様な表現方法が用いられています。
さらに、舞台はプロのスタッフによる照明や音響が整えられ、舞台監督が指導に当たります。こうして、子どもたちは本物の舞台芸術の世界で、優れた大人たちの影響を受けながら自身の表現を模索し、その成果を発揮するのです。
特別な体験イベント
当日は、本番後に舞台に上がる「舞台体験&舞台裏見学ツアー」も企画されています。公演終了後、参加者は出演者と一緒に公演テーマ曲のダンスを踊る機会があり、観客と演者が一体となる貴重な経験が得られます。また、楽屋や大道具、小道具の見学も可能で、舞台の裏側を知ることができるチャンスです。
無料の舞台観劇
『ゾンビ・ザ・デベロップ』の公演が入場無料である理由は、経済的な格差によって子どもたちの体験の差が広がりつつある現代社会において、すべての子どもたちに舞台芸術に触れてもらいたいという思いからです。生の舞台を観劇することで、言葉にできない感動や創造物への情熱に直に触れてもらうことが、今の子どもたちにとっていかに重要であるかを考えています。
クラウドファンディングへの挑戦
ほしかぜの運営資金は、主に会員の会費と一部の寄付に頼っています。大規模な公演を実現するために、すでに実施されているクラウドファンディングでは、目標金額を60万円に設定し、保護者たちが協力してさまざまな取り組みを実施しています。この取り組みに賛同するとともに、子どもたちの芸術体験の格差を解消するために参加してもらいたいと考えています。
未来への一歩
ほしかぜの活動は、公演に留まらず、主題歌やダンスを通じて地域に出向いて発信し、さらにメイキング映像をYouTubeで公開するなどの展開も行われています。こうした活動を通じて、多くの人に子どもたちの熱意や才能を伝えることができるでしょう。
子どもたちが夢を描き、表現する姿は、見ている人々にとっても希望を与えるものです。ぜひ、足立区の「西新井文化ホール」にて、子どもたちの素晴らしいパフォーマンスを観に行きましょう!