Kura Master 2026: 10周年を祝う特別なコンクール
Kura Master運営委員会は、2026年4月27日(月)にフランス・パリで開催されるKura Masterコンクールのエントリー要項を発表しました。このイベントは、Kura Masterが誕生してから10年という重要な節目を迎える特別な回となります。今回は、過去最大規模での開催が予定されています。
コンクールの概要と新たなカテゴリー
Kura Masterコンクールは日本酒を中心とし、リキュール、ワイン、本格焼酎・泡盛など、多彩なお酒の審査を通じて、日本の酒文化をフランスに広めることを目指しています。
2026年度のコンクールでは、以下のように新しいカテゴリーが追加され、合計23部門で開催されることになりました:
- - 日本酒コンクール: 9部門
- - 本格焼酎・泡盛コンクール: 8部門
- - ワインコンクール: 4部門(新設)
- - リキュールコンクール: 2部門(新設)
スケジュールと重要日程
以下は、2026年度Kura Masterコンクールの重要な日程です:
1.
エントリー要項発表: 2025年12月3日(水)
2.
コンクール概要説明会: 2025年12月12日(金)
3.
エントリー開始: 2026年1月5日(月)〜 2月27日(金)
4.
審査会: 2026年4月27日(月)
5.
受賞酒発表: 日本酒・ワインは5月11日、リキュール・焼酎は5月18日
6.
授賞式: 2026年9月30日(水)
7.
受賞酒試飲会: パリ日本文化会館にて予定
特別審査員と会場
記念すべき10周年を祝うために、フランス美食界の巨星、ヤニック・アレノ氏が特別審査員として参加予定です。彼は多くのミシュラン星を持つシェフで、現代ガストロノミーに大きく寄与しています。また、審査はパリの著名なレストラン「Le Pavillon Ledoyen」で行われることが決定しています。
エントリー方法と費用
エントリーはKura Masterの公式サイトからオンラインで行うことができます。出品費用については、各部門により異なるものの、日本酒の出品費用は307ユーロ、泡盛・焼酎は314ユーロ、ワインは307ユーロ、リキュールは307ユーロです。
審査基準と公正さ
審査は、フランス国家が認める最高職人資格の保持者やソムリエなどのプロフェッショナルによって行われ、ブラインドテイスティング方式で評価されます。公平性を重視し、パリを基点に日本文化の発信を強化していく姿勢が示されています。
まとめ
Kura Master 2026は、日本酒や和酒の魅力を海外にアピールする貴重な場であり、特別なゲストや多彩なイベントが計画されています。フランスでも高まる和酒への関心を受けて、ぜひ多くのエントリーを期待したいところです。