i-MiEVねぶた祭
2011-09-29 13:00:02

長崎五島列島で開催、電気自動車が彩る「i-MiEVねぶた祭」

新たな街の灯、i-MiEVが創る未来のねぶた祭



三菱自動車工業株式会社が、長崎県五島市で革新的な試みを行うことが発表されました。2011年10月15日(土)、五島市福江島で開催される「i-MiEVねぶたPROJECT」は、電気自動車『i-MiEV』を活用し、新たな形での地域文化の魅力を世界に発信するイベントです。

このプロジェクトは、三菱自動車と京都造形芸術大学が共同で企画したもので、電気自動車の持つ可能性を最大限に活かします。『i-MiEV』から供給される電力は、特別に設計された大電力給電装置を介して巨大なねぶたの灯りを点灯します。さらに、世界的な現代美術家である椿昇氏が制作を手掛け、来場者の声や拍手に応じて色や映像が変化するインタラクティブな演出で、観客を魅了します。

地域との協力がもたらす成果


五島列島にはすでに116台の『i-MiEV』が導入されており、レンタカーなどのビジネスで活用されています。イベント当日には、特に電力供給が可能な数台の『i-MiEV』が、商店街を美しく照らし出し、地域の活性化に貢献します。これにより、商店街全体が電気光に包まれ、訪れる人々に新しい体験を提供します。

長崎県は、2009年よりEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)の導入を積極的に進めており、その一環として五島市は「未来型ドライブ観光」という新たな観光資源の開発に取り組んでいます。この市の先進的な取り組みと、京都造形芸術大学とのコラボレーションによって、今回のプロジェクトが実現しました。

行動から生まれる変化


この「i-MiEVねぶたPROJECT」は、ただの祭りではありません。参加者が実際にねぶたの制作に関わるワークショップもあり、地域住民と訪問者の交流が深まる機会ともなります。子供たちも参加して自ら作品を作り上げることで、次世代を担う子どもたちに地域文化の重要性を伝えることができるのです。

三菱自動車は、震災などでの電力供給の必要性を受け、電気自動車を非常用電源として利用する研究を進めてきました。この背景には、環境問題に対する取り組みだけでなく、さらなるエネルギー需給の安定化も視野に入れた開発が求められています。

未来への一歩


このプロジェクトは、i-MiEVが持つ可能性を広げ、地域経済の発展に寄与する新しい文化の形成を目指しています。長崎県五島列島での「i-MiEVねぶた祭」は、地域文化と最先端技術の融合を象徴する一大イベントとなることでしょう。皆さんもぜひ、この新たな風を感じに行きましょう。

会社情報

会社名
三菱自動車工業株式会社
住所
東京都港区芝五丁目33番8号第一田町ビル
電話番号

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